2014年7月1日、臺(tái)灣の高校球児の甲子園ストーリーを描く映畫「KANO 天下の嘉農(nóng)」が、今年9月25日からアンコール上映されることが決定した。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

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「海角七號(hào)/君想う、國(guó)境の南」や「セデック?バレ」のウェイ?ダーション（魏徳聖）監(jiān)督がプロデュースに回り、「セデック?バレ」にも出演したマー?ジーシアン（馬志翔）監(jiān)督がメガホンを執(zhí)った同作。1931年に嘉義農(nóng)林學(xué)校（現(xiàn)嘉義大學(xué)）野球部が甲子園大會(huì)に初出場(chǎng)し、準(zhǔn)優(yōu)勝という快挙を達(dá)成した実話を描いている。タイトルの「KANO」は嘉義農(nóng)林學(xué)校の略稱「嘉農(nóng)（かのう）」を示すものだ。

臺(tái)灣では今年2月28日から公開されたが、一般市民からの熱い聲に応え、9月25日からアンコール上映されることが決定。マー監(jiān)督およびウェイ監(jiān)督によると、これまでキャンペーンの一環(huán)として企業(yè)や學(xué)校を回って講演會(huì)を行い、約60萬人と觸れ合ってきた。出會(huì)った人々から「上映期間は多忙で見に行けない」「ちょうど試験期間に當(dāng)たる」といった聲が多く、さらに映畫情報(bào)サイトには連日100件を超える再上映の問い合わせが続いている。こういった狀況に背中を押され、アンコール上映を決めたという。

「KANO」は臺(tái)灣だけで、興業(yè)収入ランキングで歴代7位の3億1400萬臺(tái)灣ドル（約10億7000萬円）という大ヒットを記録。歴代1位はウェイ監(jiān)督の「海角七號(hào)/君想う、國(guó)境の南」だ。マー監(jiān)督はアンコール上映の決定について、「初上映の時(shí)より緊張感は少ないが、興奮度はアップしている。神様がくれた2度目のチャンスに全力でぶつかり、ホームランを放ちたい」と喜びの聲を上げている。（翻訳?編集/Mathilda）