カタールで開(kāi)催中のFIFAワールドカップカタール2022（W杯）では、日本時(shí)間3日未明までにグループステージの全日程が終了し、決勝トーナメント進(jìn)出16カ國(guó)が決まった。自國(guó)代表の出場(chǎng)はかなわなかった中國(guó)だが、サッカーファンが多いお國(guó)柄でもあり、メディアはW杯情報(bào)を次々に報(bào)じ、ネットユーザーも盛り上がっている?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)（3日午後）で注目されているのは「“アジア勢(shì)”の初の快挙」だ。

北京日?qǐng)?bào)は3日付で、「新記録を創(chuàng)造！ アジア3チームが16強(qiáng)入り」の見(jiàn)出しで、日本、韓國(guó)、オーストラリアの3チームが決勝トーナメントに進(jìn)出したことを紹介した。なお、オーストラリアは地理上の分類ではオセアニアに屬するが、オーストラリアサッカー協(xié)會(huì)がアジアサッカー連盟に加わっているために、サッカーの世界では「アジア」に分類される。

先に勝ち上がったのはオーストラリアだった。初戦は強(qiáng)豪フランスに1-4と大敗したが、続く2試合はチュニジアとデンマークをいずれも1-0で破り、今回のW杯でアジア勢(shì)として初めて、決勝トーナメント進(jìn)出を決めた。

次は日本だった。初戦でドイツに2-1で逆転勝ちしたが、コスタリカに0-1で敗れて崖っぷちに立たされた。次のスペイン戦では前半で0-1とリードされ、いよいよ追い詰められたが、後半で2ゴールを挙げて、W杯の優(yōu)勝経験があるスペイに2-1で逆転勝ちし、グループE1位で通過(guò)した。

韓國(guó)は初戦のウルグアイ戦が0?0の引き分けで、次のガーナ戦は2?3で敗北。やはり崖っぷちにたたされたが、ポルトガルには2?1で逆転勝ちして、勝ち點(diǎn)と得失點(diǎn)さ差でウルグアイと並んだ。そして韓國(guó)は総得點(diǎn)の差でグループ2位になり3大會(huì)ぶりに決勝トーナメントへの進(jìn)出を果たした。

今回のW杯で、アジア勢(shì)は過(guò)去最多の6チームが出場(chǎng)した。3チームが決勝トーナメントに進(jìn)出したのも初めてだった。これまでのW杯では、2002年と2010年の大會(huì)でアジア勢(shì)2チームが決勝トーナメントに進(jìn)出した。いずれも日本と韓國(guó)だった。

中國(guó)人や中國(guó)メディアはスポーツに関して、客観的かつ公平な見(jiàn)方をする。國(guó)際大會(huì)で自國(guó)選手や自國(guó)チームを最も熱心に応援するのは當(dāng)然だが、「ひいきの引き倒し」のような態(tài)度はまれだ。また、自國(guó)勢(shì)が不振の場(chǎng)合には、日本など近隣國(guó)を応援することが多い。

中國(guó)メディアの鳳凰網(wǎng)は、日本が今回のW杯で日本がグループ1位で決勝トーナメント進(jìn)出を果たしたことについて「サッカーにおいて黃色人種が実現(xiàn)した過(guò)去最大の快挙の一つだ」と絶賛した。また、ユーザーは日本のグループリーグ1位突破に対して、「おめでとう」「アジアの光だ」「『死の組』突破、すごい」「日本、頑張れ。アジアのために栄光を勝ち取ってほしい」「日本サッカーの進(jìn)歩は明らか」といったコメントを次々に書(shū)き込んだ。

中國(guó)人ネットユーザーは韓國(guó)が決勝トーナメント進(jìn)出を決めたことにも「韓國(guó)すごいぞ」などと稱賛のコメントを次々に寄せ、日本の場(chǎng)合と合わせて、アジアのチームの勝ち殘りを祝福した。（翻訳?編集/如月隼人）