米裁判所は現(xiàn)地時(shí)間2日、華為技術(shù)（ファーウェイ）の最高財(cái)務(wù)責(zé)任者（CFO）である孟晩舟氏に対する容疑を正式に取り下げ、新たに訴訟を起こすことができないようにする手続きを?qū)g行した。

孟CFOは2018年12月1日、香港からメキシコに向かう途中で乗り換えのために立ち寄ったカナダのバンクーバーの空港で、カナダ當(dāng)局により逮捕された。カナダ當(dāng)局の措置は、米國の裁判所から孟氏に対して「複數(shù)の國際機(jī)関を欺くための陰謀容疑」とする逮捕令狀が出されたために、カナダ側(cè)が米國の要請(qǐng)に応じたものと分かった。

バンクーバーの裁判所は同年12月11日、パスポートの提出とGPS機(jī)器により24時(shí)間體制で監(jiān)視下に置くことを條件に、孟氏側(cè)が求めた保釈申請(qǐng)を認(rèn)めた。孟氏はバンクーバー市內(nèi)で事実上の軟禁生活を送りながら法廷闘爭(zhēng)を続けた。孟氏と米司法省は21年9月24日、訴追延期合意（DPA）を締結(jié)した。いわゆる司法取引の成立だ。孟氏はこのDPAで、無罪を主張しつつも「金融機(jī)関に虛偽の説明をした」とする司法省側(cè)の主張と事実関係を爭(zhēng)わないことに同意した。DPAの成立を受け、米側(cè)はカナダへの引き渡し請(qǐng)求を取り消した。バンクーバーの裁判所は同日、孟氏の行動(dòng)の自由を回復(fù)させることを決定。孟氏は同日中に中國行きの飛行機(jī)でカナダを離れた。

米國のニューヨーク?ブルックリン地區(qū)のカロリン?ポコルニ連邦検事は22年12月1日、同地區(qū)アン?ドネリー地裁判事に対して、孟氏がDPAに違反した情報(bào)はないとして、同件における孟氏に対する3度目の代替起訴を取り下げることを申し入れた。ドネリー判事は申し入れを受け、孟氏に対しての代替起訴を取り消すことと、孟氏を再び起訴することはできないとする裁定をした。また米司法省も2日、DPAは実行され、孟氏には合意期間內(nèi)に違反行為がなかったため、容疑は完全に取り下げられ、再び訴訟を起こすことはできないとの見解を示した。

米國側(cè)の措置は孟氏と米司法省が21年9月に合意したDPAに盛り込まれた、米國側(cè)は孟氏がカナダで逮捕された日から4年後の22年12月1日に容疑を取り下げるとの條項(xiàng)に基づくものだった。

中國政府は米國およびカナダ當(dāng)局による孟氏の身柄拘束について、「不法だ」「目的は中國のハイテク企業(yè)を圧迫すること」「中國國民を狙った政治的迫害事件」などとして、批判を続けてきた。また、孟氏が帰國できたことについて、中國側(cè)の強(qiáng)力な外交の成果であり、米國側(cè)が折れたことは、中國が國力を増強(qiáng)してきたことが反映されたななどと主張している。

中國の世論も米國などによる孟氏の身柄拘束に憤り、孟氏が帰國した際には、ネットでは次々に喜びを表明する書き込みが寄せられ、さらに到著した深セン寶安空港には、孟氏を出迎えようと多くの人がつめかけた。（翻訳?編集/如月隼人）