學校を中退して働く農村の若者は2000萬人以上、そのほとんどは「経済的な理由ではない」―中國専門家

Record China    2014年7月3日(木) 9時47分

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1日、広州日報によれば、中國で農村を中心に學校を中途退學してアルバイトをする若者が増えているという。資料寫真。

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2014年7月1日、広州日報によれば、中國で農村を中心に學校を中途退學してアルバイトをする若者が増えているという。

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華中科技大學社會學部の劉(リウ)教授は、「こうした若者は、経済的な理由で學校を中退しているわけではない」と指摘?!皋r村で義務教育が実施されてから、小中學校は學費がかからないし、農村の経済狀態(tài)も好転している。経済的な問題で中退する學生の割合は減っている」としている。調査によると、15歳未満の中退者のうち、半數近くが中退して働く理由を「社會経験を積むため」とし、30%が「ほかの人が働いているから」と回答している。

また、劉教授によれば「勉強不要論」の臺頭も一因だという。農村では、他人の子どもが有名大學に合格し、自分の子どもがアルバイトをしていても、焦ったり「メンツが立たない」と感じたりしない親が増えている。彼らは「大學に合格したら高額の學費を支払わなければならない上、競爭の厳しい社會で、將來の仕事も保障されていない」と考えているという。

中國政府の統(tǒng)計では、2008年に中學校を中退した學生は140萬人。しかし劉教授の調査を基に試算すると、14?35歳の年齢層での農村における中退者は2000?3000萬人に上ると推計される。劉教授は、「個人の問題ではなく、社會の問題としてとらえるべき」とし、農民の収入レベルの引き上げや、農村の子どもたちの學業(yè)を支援する制度の確立を訴えている。(翻訳?編集/岡田)

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