サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大會(huì)をめぐり、中國の著名なサッカー解説者?顔強(qiáng)（イエン?チアン）氏の言葉が反響を呼んでいる。

顔氏は自身の中國版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントに「アジアのサッカーは進(jìn)歩していない」と題する動(dòng)畫を投稿した。

動(dòng)畫內(nèi)で顔氏は「アジアのサッカーは全體としては決して進(jìn)歩していない。W杯での競(jìng)爭(zhēng)力が真に上がったことも見て取れなかった。（決勝トーナメントに進(jìn)出した）3チームはいずれも敗退した。これは直接的な試合結(jié)果だが、アジアのサッカー全體では進(jìn)歩していないというのは、過去にすでにミルティノヴィッチ（元中國代表監(jiān)督）が繰り返し語っていた」とした。

その上で、「今大會(huì)では、日本が少なくとも世界二流のレベルを維持していることを目にした。しかし、そのほかの韓國や、オーストラリアもそうだが、タレントの産出という面では間違いなく進(jìn)歩していない。それどころか後退しているとも感じる」と述べた。

さらに、中東の國々については「世界のサッカー界で依然として自らの立ち位置を確立できていない」と指摘し、「重要なのは、自國のリーグをしっかりと運(yùn)営することと若手の育成だ。海外移籍を唯一の希望を託す道とするのではなく補(bǔ)助的な道とすること。これはアジアのサッカーが今大會(huì)の経験の中で得られた教訓(xùn)だろう」と語った。

顔氏の見解に中國のネットユーザーからは「客観的だ。同意する」「確かに進(jìn)歩していない。日本も大きく進(jìn)歩はしておらず、アジアの國のW杯最高成績(jī)は依然として韓國の4強(qiáng)」との聲がある一方、「負(fù)けたら進(jìn)歩していないと言う。何を見ているのか」「日本は明らかに進(jìn)歩していると思うが」「日本は素晴らしかった。勝つかどうかがすべてを表すわけじゃない。日本は少なくとも歐州の強(qiáng)豪國と互角に戦える」「サウジアラビアがアルゼンチンに勝ち、日本がドイツ、スペインに勝ち、韓國がポルトガルに勝ったのに、進(jìn)歩していないと？」といった反論が多く寄せられた。

また、「どこかの國（中國）が必死に（アジアの）足を引っ張ってるからね」「“後退”している國もあるけど、中國サッカーは“退化”している」「他國が進(jìn)歩しているから自分（中國）が後退しているように感じるんだろう」「進(jìn)歩していないのではなく、進(jìn)歩はしているけど他國の進(jìn)歩がより早いだけ。ちなみに中國サッカーは後退しています」といった聲のほか、「森保一と李鉄（リー?ティエ。元中國代表監(jiān)督）の違いこそが日中サッカーの差」「Jリーグはアジアで最高のリーグで、完璧なリーグシステム、ユース育成システム、安定したビジネス開発がなされている。だから、日本の現(xiàn)在の成績(jī)は決して意外ではない」との意見も出ていた。（翻訳?編集/北田）