サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大會(huì)をめぐり、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は7日、アジアの國の決勝トーナメント進(jìn)出率は歐州に次いで2番目に高かったと報(bào)じた。

5日（現(xiàn)地時(shí)間）の試合で日本と韓國がそれぞれクロアチア、ブラジルに敗れたことで、アジア勢は大會(huì)から姿を消した。しかし記事は、アジアから出場した6カ國のうち3カ國がグループリーグを突破し、進(jìn)出率は南米と並ぶ50％だと説明。これは歐州の61．5％に次ぐ數(shù)字で、アフリカ（40％）、北中米カリブ海（25％）を上回ったと指摘した。

また、アジアでは開催國カタールを除く5カ國が勝利を挙げ、日本とオーストラリアが2勝、韓國、サウジアラビア、イランが1勝で計(jì)7勝となり、アジアの1大會(huì)での勝利記録（2002年日韓大會(huì)の6勝）を更新したとも伝えた。

記事は、日本の敗退について英紙ガーディアンが「日本はドイツ、スペインと相次いでW杯優(yōu)勝國に勝利したことで不屈の精神を示し、自分たちの情熱で世界のサッカー秩序を転覆させようとした」と評(píng)したほか、米CNNも「ドイツに逆転勝利を収め、歐州や南米以外の國もW杯で実力を示すことができるという新たな視點(diǎn)を打ち立てた。日本は準(zhǔn)々決勝まで勝ち上がることはできなかったが、堂安律、伊東純也、遠(yuǎn)藤航、前田大然らはW杯で自らの力を証明した」とたたえたことを紹介した。

また、決勝トーナメント1回戦でアルゼンチンに敗れたオーストラリアについて米紙ニューヨーク?タイムズが「メッシがいなければアルゼンチンは厳しい試合になっていた」と評(píng)したこと、同國代表DFトーマス?デンが地元メディアのインタビューに「W杯で最高の成績（タイ）を収めることができた。顔を上げて去りたい。忘れられない旅になった」と語ったことを伝えた。

さらに、韓國紙?中央日?qǐng)?bào)が「今大會(huì)ではこれまでと異なるアジアの実力が見られた」とし、初めてアジアの3カ國が同時(shí)に決勝トーナメントに進(jìn)出したことを報(bào)じたほか、ニュース1が「“アジア旋風(fēng)”を目にしただけでなく、アジアサッカーの未來の希望も見えてきた」と報(bào)じたことも伝えている。（翻訳?編集/北田）