サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大會(huì)で日本とスペインが共にベスト16で敗退したことについて、中國(guó)の著名なスポーツ評(píng)論家で司會(huì)者の黃健翔（ホアン?ジエンシアン）氏が両國(guó)に共通する問(wèn)題點(diǎn)を指摘した。

日本とスペインはサッカーにおいて、フィジカル（身體能力）的にはやや劣ること、パスをつないで試合を組み立てることなど、似た要素が多いと言われる。

黃氏は「スペインのポゼッション（ボールを保持して相手を崩す）はなぜ非効率なのか。それは要所に身體能力の高い個(gè)が不足しており、相手を引き裂く鋭さに欠けるためだ」と指摘?！弗伐悭?、イニエスタ、セスクら（優(yōu)秀なMF）がいた頃はパスのテンポやスピードが今よりも速く、局所的に緩急をつけていたので相手（守備陣）を打ち破ることができたが、今のパスサッカーは単調(diào)だ」とした。

また、「日本も同様の問(wèn)題を避けることができない」とし、「頭（判斷力）と技術(shù)はすでに世界トップレベルに達(dá)しているが、絶対的な身體能力がチームの上限を決めることになる。この欠點(diǎn)は將來(lái)的に、多民族系（混血など）の選手で解決するしかない」と論じた。

身體的な強(qiáng)さや高さは元日本代表監(jiān)督のジーコ氏らも指摘したウィークポイントで、2018年ロシア大會(huì)のベルギー戦も相手にそこを突かれて失點(diǎn)を重ねた経緯がある。

中國(guó)のネットユーザーからは「結(jié)局は黒人系の選手が必要ってことか」「イニエスタは天才だったから（例外）ね」「あの頃はフェルナンド?トーレスもいた」「スペインにはハーランド（“怪物”と呼ばれるノルウェー代表FW）が必要」「頭の良さは下限を保つが、超人的な身體能力は上限を突破する」「確かに。日本にも身體能力に優(yōu)れ、ボールを収められるFWがいればチームはより先へ進(jìn)めたと思う」「日本に足りなかったのはチョ?ギュソン（今大會(huì)活躍した韓國(guó)の大型FW）」といった聲が寄せられている。（翻訳?編集/北田）