日中韓のバッテリー市場「三國殺」―中國メディア

Record China    2022年12月15日(木) 9時0分

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13日、中國メディア?澎湃新聞は、日本、中國、韓國による動力バッテリー市場競爭を「三國殺」と形容して報じる記事を掲載した。

2022年12月13日、中國メディア?澎湃新聞は、日本、中國、韓國による動力バッテリー市場競爭を「三國殺」と形容して報じる記事を掲載した。

記事は、今年1?10月における世界の動力バッテリー取り付けランキングトップ10の內(nèi)訳が中國企業(yè)6社、韓國企業(yè)3社、日本企業(yè)1社になったと紹介。中國勢では寧徳時代が前年同期比98.6%増の137.7GWhで1位となり、市場シェアも同4.1ポイント増の35.3%に達(dá)したほか、殘りの5社であるBYD、中創(chuàng)新航、國軒高科、欣旺達(dá)、億緯リチウムもそれぞれ倍増以上の急成長を?qū)g現(xiàn)したと伝えた。

また、韓國企業(yè)では、寧徳時代が今後10年間は激烈な爭いを繰り広げるであろう「真のライバル」と稱してきたLGエナジーソリューションが伸び悩み、昨年1?10月ではほぼ同水準(zhǔn)だった両社の実績が、今年1?10月にはLGエナジーソリューションの実績が寧徳時代の半分にとどまるほど大きな差が開いてしまったと指摘。殘り2社のSK onとSDIはそれぞれ同83.2%、69%増と好調(diào)だったものの、いずれも倍増以上の成長を?qū)g現(xiàn)した中國企業(yè)に比べると勢いは弱く、韓國勢の世界市場シェア合計も前年同時期の31.7%から24.8%にまで低下したとしている。

さらに、唯一日本企業(yè)としてトップ10に入った老舗ブランドのパナソニックは前年同期比の成長率が最も低く、自社グループ內(nèi)で単月20萬臺の電気自動車を生産したことで一気に飛躍したBYDに抜かれてトップ3から転落し4位となり、市場シェアも前年同時期の13.1%から7.9%にまで落ち込んだと紹介。10月単月の市場シェアは6.3%と寧徳時代の約6分の1に甘んじ、中國市場のシェアトップ10からは姿を消してしまったと伝えた。

記事は、かつてリチウムイオンバッテリーで栄華を誇ったパナソニックが現(xiàn)在、歐米市場の開拓と水素エネルギー技術(shù)開発に力を注いでいるとし、今年4月には新エネルギーバッテリーを含む成長分野に4000億円を投じるとともに、水素エネルギー分野にも2000億円を投資する計畫だと紹介した。また、歐米市場開拓では、ノルウェー企業(yè)と合弁のバッテリー向上を建設(shè)するとともに、テスラのベルリン工場にバッテリーを供給する計畫や、米テキサス州で40億ドル(約5400億円)を投資して米國最大級のバッテリー工場を建設(shè)する計畫があるとし、28年には生産能力を現(xiàn)在の50GWhから3?4倍にまで高めることを目指していると報じた。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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