今年6月に放送されて好評を博した「幸福到萬家」に続き、11月27日の配信開始以來、話題を獨(dú)占してきたドラマ「風(fēng)吹半夏」。映畫?ドラマの情報サイト豆瓣（douban）でそれぞれ10點(diǎn)満點(diǎn)のうち7．0點(diǎn)、8．4點(diǎn)と好スコアを連発し、主役を演じたチャオ?リーイン（趙麗穎）が「85後（1985～89年生まれ）女優(yōu)」の中で今、格別な存在感を放っている。

中國ドラマの中で注目されがちなのは美男美女がそろう戀愛?青春?ファンタジー?ロマンス系の作品で、これまでのチャオ?リーインの出演作を見ると「お晝12時のシンデレラ」（2014年）、「青雲(yún)志～天に誓う想い～」（16年）、「楚喬伝～いばらに咲く花～」（17年）、「明蘭～才媛の春～」（18年）など、制作費(fèi)も世界観も規(guī)格外の豪華なものが多い。

しかし、雨後のたけのこのように現(xiàn)れる「90後」、「95後」、「00後」女優(yōu)がドラマの第一線で活躍するにつれ、「85後」女優(yōu)にとって演技の型を破り、実力派へとシフトすることが急務(wù)になっている。

今年に入ってからの同年代女優(yōu)の活動を見ると、16年ぶりに時代劇ドラマ（「夢華録」）に出演し大好評を博したものの、後続作品で人気が維持できるかが不明なリウ?イーフェイ（劉亦菲）、多作で知られるが従來のカテゴリーから脫卻できないヤン?ミー（楊冪）、安定した人気をキープしつつも決定打に欠けるリウ?シーシー（劉詩詩）、結(jié)婚?出産後に半引退生活を送るティファニー?タン（唐嫣）など、まちまちな存在感を見せている中、チャオ?リーインが「85後女優(yōu)」の中で唯一、トレンディー女優(yōu)から実力派女優(yōu)へと華麗に転身したというのだ。

農(nóng)村系ホームドラマ「幸福到萬家」で田舎の女性を好演した後、「風(fēng)吹半夏」では鉄鋼業(yè)のグレーゾーンで活躍する女性実業(yè)家を演じるなど、型破りなチャレンジで実力派女優(yōu)としての地位を不動のものに。その一方で、持ち前の美貌と人気で従來の人気ジャンルであるファンタジー時代劇「與鳳行」にも出演し、「二兎を追って二兎を得ている」という。

チャオ?リーインの活躍を見たファンからは「85後女優(yōu)の中でチャオ姉は唯一の勝ち組！」「『風(fēng)吹半夏』で顔がアップされても申し分なくきれいだった」「ファンタジーものからシリアスなものまで何でもこなせる」など、その実力を認(rèn)める意見や祝福コメントが相次いだ。（編集/RR）