中國紙?環(huán)球時報(bào)は15日、「BTSのメンバーが兵役へ、再結(jié)集は2025年」とする記事を掲載した。

韓國の人気アイドルグループBTS（防弾少年団）のメンバーのジン（キム?ソクジン）が13日に入隊(duì)し、兵役免除論議が一段落した。CNNによると、キム?ソクジンは京畿道漣川郡の韓國陸軍第5師団新兵教育隊(duì)に入所し、BTSメンバーがそろって“お兄さん”を見送った。キム?ソクジンは5週間の基礎(chǔ)軍事訓(xùn)練を受けた後、正式に兵役を開始する。除隊(duì)予定日は2024年6月12日だ。

記事によると、BTSの人気の高さを受け、韓國陸軍側(cè)はキム?ソクジンの入隊(duì)前に「現(xiàn)場の安全を保障するため、関係機(jī)関と協(xié)力して総合狀況室を運(yùn)営する」と発表。また、緊急患者の発生に備え、現(xiàn)場には救急車を常時待機(jī)させ、事故の発生を警戒した。13日午後、6臺の黒いバンからなる車列が基地に入り、BTSのメンバーが集合寫真を撮ってジンを見送った。これに先立ち、ジンとBTSの所屬事務(wù)所はファンに見送りに來ないよう呼びかけたが、會場には數(shù)百人のファンが現(xiàn)れた。

記事は、「健康な韓國人男性のほとんどは28歳までに18カ月間の兵役が義務(wù)付けられているが、韓國議會は2020年に『ポップカルチャーや蕓術(shù)に秀でた者』に30歳までの兵役の猶予を與えること、ポップ歌手や俳優(yōu)の兵役期間を緩和したり免除したりすることを認(rèn)める法案を可決したが、韓國では少なからぬ議論を呼んでいる。今年10月、BTSの所屬事務(wù)所は同グループのメンバー7人全員が予定通り兵役に就くことを公表した。最年長のキム?ソクジンを皮切りに、全員が（兵役を終え）完全に再結(jié)成するのは2025年になると予想されている」と伝えた。

また、「2013年のデビュー以來、BTSは今や世界的なスーパーアイドルグループとなり、100以上の國と地域でシングル1位を獲得し、ソーシャルメディアにも4600萬人以上のフォロワーがいる。さらに、2020年に米タイムズ誌が選ぶ『今年のベストアーティスト』を受賞しただけでなく、そのビジネス的価値も韓國経済の重要な要素となっている。2019年にBTSが生み出した経済収益は49億ドル（約6690億円）に達(dá)し、同年の國內(nèi)総生産の0．3％を占めたという研究結(jié)果が出ていた。しかし、現(xiàn)在はメンバーが続々と入隊(duì)し、3年間もグループ全員で舞臺に立つことができないため、BTSの人気に影響を與えることは必至だ。韓國エンターテインメントの構(gòu)図にも衝撃を與えることになるだろう」とした。

さらに、「これまで韓國の男性グループのメンバーが入隊(duì)した後、（所屬グループの）人気が下火になるケースがあった。元人気グループ?EXOのパク?チャンヨルが今年9月に兵役を終えたが、メンバー9人のうち4人がまだ兵役を終えていないので、完全復(fù)帰は2023年まで待たなければならない。それまでEXOは1人か數(shù)人のグループでしか活動できず、K-pop情報(bào)サイト「Kpoping」での順位はBTSに押されただけでなく、トップ10からも外れていた。これからBTSも同様の問題に直面する懸念がある。韓國蕓能界は競爭が激しく、新グループが次々に出てくるため、ファンからすれば現(xiàn)在のBTSの業(yè)績は『唯一無二』だが、メンバーがそろわないことで後輩に追い抜かれる可能性もある」と述べた。（翻訳?編集/刀禰）