2022年12月15日、中國メディアの澎湃新聞は、「中國の自動(dòng)車ブランドが、ついに日系車を叩き潰した」と題する文章を掲載した。

文章は、11月におけるトヨタ、ホンダ、日産の日系大手3社の中國販売臺(tái)數(shù)が合わせて26萬3000臺(tái)だったのに対し、中國の自動(dòng)車ブランドBYDは1社だけで23萬臺(tái)を売ったと紹介?！溉障弟嚖长?0年過ごした、中國市場で思いのままに車が売れる」という狀況はすでに過去のものになったとの見方を示した。

また、11月の中國の乗用車市場シェアを見ても、日系ブランドの合計(jì)は15．9％と前月の20．5％から大きく低下し、ピーク時(shí)の34％の半分以下にまで減退したとしている。

そして、中國が挙國體制で新エネルギー車を発展させる中で、あわててふためき方向性が定まらない日系ブランドが崩壊しつつあるのが共通認(rèn)識(shí)だとする一方で、「ターニングポイントがこんなに早く來て、ここまで急速に落ちぶれるというのは、多くの人の日本車に対する認(rèn)識(shí)を覆すものだった」と主張。1年前にはホンダの11代目スイフトが追加費(fèi)用を支払ってもなお納車まで2カ月待ちという狀況だったにもかかわらず、今や即納される上キャッシュバックまでもらえるようになったとし「時(shí)代は本當(dāng)に変わったのだ」と評(píng)した。

さらに、急激な販売量の低下について日系3ブランドがいずれも新型コロナとサプライチェーンの混亂に「責(zé)任転嫁」しているとした上で、「日系車が中國で敗走している本當(dāng)の理由は、日系車自身が持っていた強(qiáng)みを、ほとんど中國のブランドに持っていかれたことだ」と分析?！肛湁用妞扦伪缐菠瑜昕证恧筏い韦?、日系車が化石燃料車時(shí)代に打ち立てた自信が、電気自動(dòng)車時(shí)代の中で完全に崩れ去ったことだ。未曾有の暴落を前に、日系3大ブランドは呆然とするばかりでまともなアクションができないでいる」と伝えた。

文章は「反撃する勇気さえないのなら、ただ毆られるしかない」とした上で、「鍛冶屋は鉄道時(shí)代に蹄鉄が売れないと悲嘆している。しかしこれでは彼らの蹄鉄が人びとから一層の歓迎を受けることはあり得ない。エンジニアに転身した鍛冶屋こそ、自分の食い扶持を守れるのだ」というカナダのSF作家コリイ?ドクトロウによる一節(jié)を紹介。「日系3大ブランドの管理者はこの話を読んだことはないだろう。もし読んでいたなら、今のご時(shí)世になおも『馬蹄』の新製品を出して安いだのとても丈夫だのと自畫自賛なんてしないだろうから」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）