妻は帰宅した夫に「四つん這いになって入って來(lái)て！」と指示した。遼寧省瀋陽(yáng)市內(nèi)のマンションでの一コマ。夫から、職場(chǎng)で行った新型コロナウイルスのPCR検査で陽(yáng)性だったとの連絡(luò)を受けた妻は、3時(shí)間をかけて、帰宅した夫が寢室にたどり著くまでの「隔離通路」を自作した。中國(guó)のポータル/ニュースサイトの網(wǎng)易が紹介した。

夫から「陽(yáng)性だった」との連絡(luò)を受けた妻は、同居している高齢者や子供への感染を、なんとしても防がねばならないと決意した。家には、內(nèi)裝改修工事をした時(shí)に余ったビニール袋がたくさん殘っていた。妻は、そのビニール袋で帰宅した夫?qū)熡盲巍父綦x通路」を作ることにした。さらに、夫が入る寢室はドアは使わずに、袋に使ったビニールで入口を覆った。ビニールは半透明だが、一部は別の透明なビニールを使ってのぞき窓狀にして、夫の様子を確認(rèn)できるようにした。

ただ、夫は帰宅してから寢室まで、四つん這いになって進(jìn)まねばならない。屈辱的な姿勢(shì)ではあるが、夫は文句を言わなかったという。

同件がネットで拡散すると、さまざまな意見(jiàn)が寄せられた?！袱猡罚易迦珕Tが）発癥したら、だれがだれの世話をするのか。女性の措置はよかった」と評(píng)価する聲もあれば、「陽(yáng)性になるときはなる。陽(yáng)性になっただけでも辛いのに、こんなところを通っていくのはさらに大変だ。家では何でもやらされると言っても、これはあんまりだ。夫はバカにされている」といった憤りを示した人もいる。

家には帰らずに、ホテルを利用すべきとの意見(jiàn)もあった。ただ、ホテルを利用すれば費(fèi)用が発生し、面倒を見(jiàn)てくれる人もおらず、さらに多くの人に感染させる可能性もあるとして、ホテル利用は賢明ではないとの書(shū)き込みも寄せられた。

また、3時(shí)間もかけて「隔離通路」を作るよりも、夫の全身を覆うビニール製のコートを作り、夫にはドアの外に置いた清潔なスリッパをはかせてそのコートを著用させて寢室に誘導(dǎo)させた方がよいという「さらに建設(shè)的」な意見(jiàn)も寄せられた。（翻訳?編集/如月隼人）