2022年12月19日、中國(guó)メディア?環(huán)球網(wǎng)は、日本政府が安全保障3文書(shū)で中國(guó)を「これまでにない最大の戦略的挑戦」と位置付けたことについて「本當(dāng)に危険なのは誰(shuí)なのか」とする文章を掲載した。

文章は、日本政府が16日に「國(guó)家安全保障戦略」「國(guó)家防衛(wèi)戦略」「防衛(wèi)力整備計(jì)畫(huà)」の安保3文書(shū)を閣議決定したことが広く注目を集め、日本の防衛(wèi)政策の大きな転換だとの見(jiàn)方が広がっていると紹介した。

その上で、日本は戦後「専守防衛(wèi)」を最も基本的な安全保障政策とし、日米安保同盟を國(guó)家安全戦略の基軸にしてきたにもかかわらず、今回の安保3文書(shū)では裝備の強(qiáng)化、攻撃的兵器の発展が日本の防衛(wèi)政策の既定路線に據(jù)えられたと解説?！溉毡兢猡悉淙彰装脖Ｍ摔沃肖恰憾堋护我鄹瞍驌?dān)うことに満足できなくなり、専守防衛(wèi)の方針を大きく転換させたことを意味する」とし、そこには「成長(zhǎng)の失速と、主要大國(guó)との力比べが難しくなりつつある狀況の中で、既存の経済力を利用して軍事や安保分野でブレイクスルーを?qū)g現(xiàn)し、國(guó)際問(wèn)題へのさらなる介入、政治大國(guó)の目標(biāo)達(dá)成に向けた道をつくる」という意図が存在すると論じた。

また、「第2次世界大戦における侵略國(guó)かつ敗戦國(guó)である日本は本來(lái)、このような防衛(wèi)政策文書(shū)を出す際には慎重に慎重を重ね、熟慮するのが當(dāng)然であるにもかかわらず、今回の安保3文書(shū)の改定、議論、決定プロセスは異常なほど簡(jiǎn)単で粗暴だった」と主張するとともに、日本政府が冷戦的思考に固執(zhí)して陣営間で対抗する國(guó)際関係に夢(mèng)中になっていることを「さらに憂慮すべき」とした。

さらに、安保3文書(shū)において中國(guó)を「これまでにない最大の戦略的挑戦」と位置付けたことに言及し、「これは日中両國(guó)間における『互いに協(xié)力パートナーとなり、脅威とならない』というコンセンサスに著しく背くものだ」と批判?！溉毡兢悉膜破胶亭蔚坤蜻M(jìn)むことを標(biāo)榜して経済、社會(huì)の大きな発展を?qū)g現(xiàn)した國(guó)だ?！很娛陇瑜杲U済を重んじる』ことを主張してきた吉田茂、池田勇人両元首相は、自身の派閥の後継者である岸田首相がそのポリシーを覆そうとしていることをよみの國(guó)で知ったらどう思うだろうか」とし、軍事力の発展を通じて大國(guó)化の目標(biāo)を追い求めることが日本の長(zhǎng)期的な利益と一致するのか、日本政府は冷靜に考えるべきだと結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）