中國人観光客が押し寄せてくる「リバウンド」はいつ?―獨メディア

Record China    2022年12月29日(木) 7時0分

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27日、ドイチェ?ヴェレは、中國政府が來年1月8日より入國者の隔離措置撤廃を発表したことについて「今後、中國人観光客が続々とやってくるだろうか」とする記事を掲載した。寫真は成田空港。

2022年12月27日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國政府が來年1月8日より入國者の隔離措置撤廃を発表したことについて「今後、中國人観光客が続々とやってくるだろうか」とする記事を掲載した。

記事は、中國國家衛(wèi)生健康委員會が26日、現(xiàn)在入國者に対して実施している強制的な隔離措置を來年1月8日より実施しないことを発表したと紹介。中國ではもともと出國に関する規(guī)制は設(shè)けていなかったものの、入國時の規(guī)制が撤廃されることで海外渡航した中國人の帰國が容易になるメリットがあると伝えた。

そして、中國が新型コロナ前には世界最大のアウトバウンド観光市場で、19年の中國人観光客によるアウトバウンド支出が1275億ドルに達したことを紹介した上で、多くの中國人が今回の入國規(guī)制緩和に興奮し、早速旅行計畫を立て始めているとし、大手オンライン旅行予約サイトでは中國政府の発表から30分も立たないうちに海外旅行や國際航空券の検索量が數(shù)倍から10倍に激増したと伝えている。

一方で、実際に規(guī)制緩和によって直ちに海外旅行が激増するとは考えられず、すべてがコロナ前の狀態(tài)に戻るには一定の時間が必要だというのが大方の認識であると指摘。航空便情報追跡サービス業(yè)者の「非常準」の予測では、中國を発著する國際便は來年5月1日のメーデー連休後にようやく強い「リバウンド」が発生する見込みだと紹介した。

また、中國未來研究會観光分科會の劉思敏副會長が、海外旅行は24年までコロナ前の水準に回復(fù)することはないとの見方を示し、「現(xiàn)在中國を席巻している感染拡大が多くの人の旅行計畫に影響を及ぼしている。また、日本やインドなどの國ではすでに、中國からやってくる観光客に対し到著時に新型コロナの陰性証明を義務(wù)付けている」と語るとともに、新型コロナによって中國では失業(yè)したり収入が減少した市民が多いことも、海外旅行規(guī)模の回復(fù)を遅らせる要因として挙げたことを伝えた。

記事はさらに、グローバル経営コンサルティング會社オリバー?ワイマンが今月発表した報告では、中國政府による入國規(guī)制緩和発表前に中國國民に対し実施したアンケートで、規(guī)制緩和後數(shù)か月から1年は様子をみた後に海外旅行をするという意見が過半數(shù)を占める結(jié)果になったことが紹介されたとしている。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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