2014年7月3日、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは記事「中國(guó)、平和的臺(tái)頭に関する史上空前の探索」を掲載した。4日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

2005年、ロバート?ゼーリック米國(guó)務(wù)副長(zhǎng)官（當(dāng)時(shí)）は、臺(tái)頭する中國(guó)に「責(zé)任あるステークホルダー」になるよう呼びかけた。だが米國(guó)をはじめとする大國(guó)は果たして「責(zé)任あるステークホルダー」なのだろうか。

中國(guó)中央テレビ（CCTV）は2006年に「大國(guó)臺(tái)頭」というドキュメンタリー番組を作成した。ポストガル、スペイン、オランダ、英國(guó)、ドイツ、ロシア、日本、そして米國(guó)。近代以降に誕生した8つの大國(guó)、その臺(tái)頭の歴史に光を當(dāng)てたものだ。だが歴史をひもとけば、いずれの大國(guó)も征服、破壊、奴隷制などの負(fù)の歴史を抱えている。

とりわけ問(wèn)題なのが英國(guó)だ。アヘン貿(mào)易で中國(guó)の経済と社會(huì)を破壊した英國(guó)に対し、中國(guó)の大臣?林則徐は非道徳的な貿(mào)易をやめるようヴィクトリア女王に書(shū)簡(jiǎn)を出した。いわば、「責(zé)任あるステークホルダー」として振る舞うよう求めたわけだが、返信はこなかった。

「平和的臺(tái)頭」は困難な道だ。他の大國(guó)は誰(shuí)も成し遂げることができなかったのだから。実現(xiàn)には中國(guó)自身の決斷だけではなく他の大國(guó)の働きかけも大きな要素となる。そのために何をなすべきかが重要だが、まずはエリザベス女王は、祖父母であるヴィクトリア女王の非禮を謝罪するべきではないか。歐米の大國(guó)が自分たちは平和的臺(tái)頭を成し遂げられなかったのだと意識(shí)すること、あるいはこれこそが中國(guó)を「復(fù)讐シンドローム」の道に追いやらぬための方策かもしれない。（翻訳?編集/KT）