中國(guó)各地で昨年11月、全土を揺るがした封鎖（ロックダウン）反対の「白紙デモ」に続き、今度は「爆竹デモ」が起きている、と韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)が中國(guó)のSNSなどを引用して伝えた。爆竹は大気汚染や秩序維持などを理由に禁止されているが、2000年以降に生まれた「00世代」の若者が騒ぎの主役だ。

中央日?qǐng)?bào)によると、中國(guó)ポータルサイト「網(wǎng)易ニュース」は3日未明、中國(guó)道教の始祖である老子の故郷として知られる中國(guó)河南鹿邑県の老君臺(tái)で、爆竹を禁止する警察と群衆(zhòng)の間で衝突が発生し、一部の00世代がパトカーを破壊したと報(bào)じた。16～17歳にすぎない若者たちは群衆(zhòng)の拍手喝采に酔って現(xiàn)行法を違反したとされ、厳しい処罰を受けることになるという。

中國(guó)のSNSメディア「微博」と短い動(dòng)畫シェアプラットフォーム「TikTok」や海外のツイッターには昨年末から爆竹をめぐって警察と対立する若者の映像が次々と掲載されている。過(guò)去3年間続いた新型コロナウイルス感染癥の拡大に伴うロックダウンが解除されると、伝染病と厄運(yùn)を退治するという俗説がある爆竹を鳴らして解放感を満?jiǎn)摔筏瑜Δ趣筏皮い毪瑜Δ馈?/p>

昨年12月31日の大みそかには河南省許昌の街頭に集まった市民が爆竹を鳴らして新年を祝った時(shí)も警察が取り締まりに出た。これにもかかわらず、近くでまた別の爆竹が激しい音を立てて鳴り出すと、群衆(zhòng)が歓呼する映像がSNSを通じて拡散した。爆竹を鳴らす若者を逮捕?連行する警察を群衆(zhòng)が囲んでそれを阻止する映像も流布している。

米國(guó)政府系のラジオ?フリー?アジア（RFA）も鄭州、湖北、山西などで爆竹使用が広がっていると2日、報(bào)じた。ネット上では「過(guò)去3年間の民衆(zhòng)の心の中には悔しさが蓄積している。爆竹を鳴らして厄払いして、悪い気をなくさなければならない。3年間の悔しさを晴らすのに一役買っている。地方政府は爆竹政策を調(diào)整するべきだ」などと促す書き込みも目立っている。

河南省周口市太康県では爆竹を使用した容疑で逮捕された住民を警察が群衆(zhòng)の要求で釈放すると、これを祝って爆竹を鳴らす映像も海外ツイッターで話題になっている。山東省のある都市では黒の高級(jí)乗用車が爆竹を鳴らしながら走行し、これをパトカーが追いかける映像もツイッターを通じて広まっている。

これに対し、白紙デモが爆竹デモにつながらないように治安當(dāng)局は緊張している。中國(guó)共産黨政治局委員兼政法委員會(huì)書記の陳文清氏は昨年12月29日、中央政法委全體會(huì)議を招集して「あらゆる方法で人民群衆(zhòng)の権益を保護(hù)するように」としつつも、同時(shí)に「國(guó)家安保と社會(huì)安定をしっかりと守らなくてはならない」と指示した。（編集/日向）