2023年1月7日、新京報(bào)は、江西省で行われた結(jié)婚式で新婦が箕の中に目隠しして5時(shí)間座らされたことについて、「時(shí)代に合わない陋習(xí)は早々に退場(chǎng)させるべき」と論じる記事を掲載した。

記事は、江西省ガン州市で先日行われた結(jié)婚式の動(dòng)畫がネット上で注目を集めたと紹介。動(dòng)畫では、前身赤い服に身を包み、「雙喜」の刺繍が入った大きな布で顔全體を覆った新婦が、半徑1．5メートルほどの円形の箕の中で5時(shí)間座らされる様子が紹介されており、撮影者が「現(xiàn)地の結(jié)婚の習(xí)俗であり、良い時(shí)を待つとともに、新婦の気性を磨くためのものと言われている」と説明したことを伝えた。

そして、動(dòng)畫の內(nèi)容に対して多くのネットユーザーが「どうして新婦だけ長(zhǎng)時(shí)間座らされなきゃいけないのか」「なぜ女性は結(jié)婚する際に気性を磨かなければいけないの？」といった疑問(wèn)や不満の聲が続々と寄せられたと紹介。現(xiàn)地の風(fēng)習(xí)を調(diào)べてみると「新婦の鋭気を挫き、夫の実家において従順となるように」と説明されていたとしている。

その上で「これらの理由からは、男尊女卑や、夫が妻の手綱を握るといった陳腐かつ落ちぶれた観念がすけて見(jiàn)える」と指摘。人生の中でも特に喜ばしいハレの日にもかかわらず、狹い空間でたった一人數(shù)時(shí)間も座らせられ続ける新婦の孤獨(dú)感、無(wú)聊さ、身體的な苦痛は推して知るべしだとするとともに、このような儀式を経験してきた現(xiàn)地の女性の多くも「心から賛同したのではなく、古い習(xí)慣だからと仕方なく受け入れたのだろう」と推察した。

記事は「昔からそのようにしてきた」からといって、それが盲目的に踏襲する理由にはならないとし、人びとから共感やリスペクトが得られず、さらには侮辱めいた意味合いさえ持つような陋習(xí)は當(dāng)然ながら「退場(chǎng)」させるべきであり、若い人が勇気を持ってこれらの陋習(xí)に「ノー」と言うことこそ、結(jié)婚の正しいあり方を示すことになると論じている。（翻訳?編集/川尻）