韓國の仁川中部警察署は11日、入國後の新型コロナウイルス検査で陽性と判明し、隔離を拒んで逃走した40代の中國人男性が取り調(diào)べを受けたと発表した。

中國ウェブメディアの観察者網(wǎng)が、韓國?聯(lián)合ニュースの報(bào)道として伝えたところによると、男性は警察の取り調(diào)べに対し、「普段服用しているパニック障害の治療薬を妻が持っていたので、それを取りに行こうとした」とし、「逃走するつもりはなかった」と供述した。男性は逃走後、タクシーに乗ってソウルに向かい、妻と一緒に市內(nèi)のホテルに宿泊したことが確認(rèn)された。

男性はすでに出入國管理事務(wù)所に移送され、近いうちに送検されるとみられる。有罪が確定すれば1年以下の懲役刑または1000萬ウォン（約100萬円）以下の罰金刑を宣告され、強(qiáng)制出國処分を受ける可能性もある。

男性は3日に中國発の航空便で仁川國際空港に到著後、新型コロナ検査で陽性と判定されたため、空港近くのホテルで隔離される予定だったが、到著直後、すきを見て逃走。5日午後、ソウル市內(nèi)の別のホテルで、警察に身柄を確保された。（翻訳?編集/柳川）