2023年1月13日、中國メディアの環(huán)球時報は、自衛(wèi)隊基地の建設(shè)が始まった鹿児島県の馬毛島について米メディアが「不沈空母」と形容したことを報じた。

記事は、日本メディアが12日に報道した內(nèi)容として、日本の防衛(wèi)省が同日に馬毛島への自衛(wèi)隊基地建設(shè)に関する環(huán)境影響評価報告を発表するとともに、基地建設(shè)に著工したと伝えた。

そして、馬毛島について種子島の西約12キロに位置し、面積8平方キロメートルの日本で2番目に大きい無人島であると紹介するとともに、米空母艦載機(jī)離著陸訓(xùn)練が行われている厚木基地や巖國基地が手狹となり、騒音問題もあることから、2011年の日米安全保障協(xié)議委員會（2＋2）の共同文書で訓(xùn)練地の移転先候補(bǔ)に挙げられ、日本政府が160億円の資金を投じて個人から島を購入していたと紹介している。

また、建設(shè)計畫は近隣住民から激しい反対を受けており、現(xiàn)地の市民団體が11日に県庁前で大規(guī)模な抗議集會を開き「馬毛島に米軍基地はいらない」とシュプレヒコールを挙げたものの、12日午前9時頃には約40人の防衛(wèi)庁職員や建築作業(yè)員が馬毛島に上陸して基地建設(shè)を開始したと紹介。工事は4年かけて行われ、2本の滑走路や駐機(jī)設(shè)備、弾薬庫などが建設(shè)される予定だと伝えた。

記事は、馬毛島の基地建設(shè)について米CNNが東シナ海と太平洋をつなぐ重要な航路である大隅海峽に近いこと、沖縄県の米軍普天間基地から500キロ、巖國基地から400キロの位置にあり日米の戦闘機(jī)分散配備計畫にかなっていることなどを挙げ、「島が不沈空母になる可能性がある」と評したことを伝えた。また、將來現(xiàn)地では在日米軍所有のF-35ステルス戦闘機(jī)やF/A?18E/F戦闘機(jī)、海上自衛(wèi)隊鹿屋基地のP-3C哨戒機(jī)、航空自衛(wèi)隊新田原基地のF-15JおよびF-35A戦闘機(jī)の訓(xùn)練が行われるとみられ、馬毛島の基地に駐留する日米両國の戦闘機(jī)が周辺基地と緊密に連攜し、東シナ海域における日本の防衛(wèi)の盾を構(gòu)成することになるとした。

なお、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）では13日現(xiàn)在、「日本政府が地元住民の反対を無視して不沈空母建設(shè)」がトレンド入りしている。（翻訳?編集/川尻）