2013年1月16日、中國(guó)メディアの金投網(wǎng)は、中國(guó)の年間自動(dòng)車輸出量がドイツを抜いて世界第2位となり、世界一の日本も慌て始めたとする記事を掲載した。

記事は、中國(guó)自動(dòng)車工業(yè)協(xié)會(huì)のデータで、22年における中國(guó)の自動(dòng)車輸出量が前年比54．4％増の311萬臺(tái)に達(dá)し、ドイツを抜いて世界第2の自動(dòng)車輸出大國(guó)になったと紹介。日本の自動(dòng)車産業(yè)調(diào)査會(huì)社マークラインズのデータによればドイツの22年の輸出臺(tái)數(shù)は前年比10％増の261萬臺(tái)にとどまり、日本の輸出量は22年1?11月で前年同時(shí)期とほぼ同水準(zhǔn)の320萬臺(tái)となっており、年間輸出量は21年の382萬臺(tái)に屆かない可能性があると伝えた。

そして、輸出量の増加ペースを考えれば23年のうちに中國(guó)が日本を抜いて世界一の自動(dòng)車輸出大國(guó)となることも決して絵空事ではないとし、中國(guó)の自動(dòng)車輸出躍進(jìn)の背景には、中國(guó)の自動(dòng)車製造業(yè)の成長(zhǎng)に西側(cè)の既存自動(dòng)車産業(yè)がボトルネックに陥ったことが重なった結(jié)果であるとの見方を示した。

また、中國(guó)の自動(dòng)車製造業(yè)を急成長(zhǎng)させた最大の要因が電気自動(dòng)車（EV）の発展にあり、22年には中國(guó)のEV出荷臺(tái)數(shù)が前年比2．2倍の67萬9000臺(tái)に達(dá)し、30年にはEVの輸出量が250萬臺(tái)に到達(dá)するとの予測(cè)も出ていると伝えた。

さらに、大きな輸出規(guī)模が中國(guó)製自動(dòng)車のブランド普及を後押しし、輸出先が世界各地に広がっていると指摘。強(qiáng)力なサプライチェーンに支えられたBYDや吉利などのブランドが急速に世界戦略を進(jìn)めており、東南アジアでは中國(guó)のEVメーカーが市場(chǎng)をリードし、22年4?6月期に米テスラを抜いて世界最大のEVメーカーとなったBYDが現(xiàn)在ノルウェー、シンガポール、ブラジルなど多くの海外市場(chǎng)で自動(dòng)車を販売していると紹介した。

記事は、中國(guó)のEVが猛烈な勢(shì)いで世界を席巻する中、日本車は品質(zhì)、価格の面で強(qiáng)みをどんどん失っているとしたほか、ドイツ車も新型コロナやサプライチェーンの混亂といった大きな問題を抱えたことで売り上げが低下し続けていると紹介。「従來の化石燃料車ではなおも日本やドイツにはかなわないものの、世界の大きなトレンドを見れば中國(guó)の自動(dòng)車ブランドはすでに広く歓迎されるようになっている。日本を追い抜くのも時(shí)間の問題だ」と評(píng)した。（翻訳?編集/川尻）