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「清越坊の女たち~當(dāng)家主母~」のDVDリリースを記念して、ヤン?ロンのインタビューが屆いた。© 2022 Huanyu Entertainment Co., Ltd.
世界的大ヒット作「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」をプロデュースしたユー?ジョンによる、新たな本格派時代劇で、「瓔珞<エイラク>」と同じ乾?。à堡螭辘澶Γ┑郅螘r代を舞臺に、宮廷御用達(dá)の伝統(tǒng)織物?緙絲(こくし)の職人たちにスポットを當(dāng)てた「清越坊の女たち~當(dāng)家主母~」のDVDが好評リリース中。愛にまっすぐで自分に正直な初戀を貫く元令嬢?曽寶琴(そほうきん)役を多くの時代劇ドラマでおなじみのヤン?ロンが好演。ジアン?チンチン演じる沈翠喜(しんすいき)と曽寶琴の対立を越えて生まれる絆が心揺さぶる。本作のDVDリリースを記念して、ヤン?ロンのインタビューが屆いた。
■「清越坊の女たち~當(dāng)家主母~」への出演を決めた理由は何ですか?最初に腳本を読んでどこに魅力を感じましたか?
このドラマに出演した理由は、ジアン?チンチン先輩、カラ?ワイ先生、ホアン?イーさんといった女優(yōu)さんたちが集結(jié)し、女性の自立をテーマにした作品だったからです。衣裝や美術(shù)なども非常に優(yōu)れており、曽寶琴(そほうきん)のキャラクターにも非常に魅力を感じました。私は曽寶琴が持つ粘り強(qiáng)さが好きです。彼女はあの時代において特異な存在です。彼女はステレオタイプな女性ではなく、自身の身の上や境遇を理由に人生を諦めたりせず、運(yùn)命に抗い続けます。
■曽寶琴は聡明で策略をめぐらす女性であり、幼なじみの任雪堂との戀を貫きます。ご自身と似ているところはありますか?共感できるところはどこでしょうか?
曽寶琴は事業(yè)に打ち込む女性でもありますね。彼女はもともと緙絲(中國のつづれ織り)の技術(shù)を持っていて、沈翠喜(しんすいき/ジアン?チンチン)からもその技術(shù)を教わり、帳簿の見方も學(xué)びます。そして、後半で(沈翠喜と一緒に)緙絲の事業(yè)を始めると真剣に取り組み、傑出した模様を編み出し、任家にさらなる可能性をもたらします。私自身、曽寶琴と似ているところがあると思います。私も仕事となると非常に真剣に打ち込むタイプです。演技に関しても、監(jiān)督や共演者とコミュニケーションを取りながらより良い演技をしようと心がけています。
■曽寶琴役を演じるにあたって、特に準(zhǔn)備したことはありますか?
劇中では戯曲を歌うシーンがあり、制作チームは非常に優(yōu)秀な戯曲の先生を招いて學(xué)ぶ機(jī)會をくださいました。視線から姿勢、節(jié)回しまで、長い時間をかけて練習(xí)しましたので、及第點(diǎn)に達(dá)していればと思います。また、私たちは緙絲のシーンもありましたので、これも技術(shù)を持つ先生から學(xué)びました。その結(jié)果、美しい作品を完成させるまでには至らなくても、基本的な技術(shù)を身につけることができました。
■沈翠喜と曽寶琴の関係を描くストーリーは最大の見どころの一つです。ご自身では彼女たちの関係について、どのような感想を持ちましたか?
曽寶琴と沈翠喜は幼い頃はよい友達(dá)でいましたが、長じて任雪堂(じんせつどう/シュー?ハイチャオ)との関係が発展していくにつれ、対立関係となってしまいます。でも、男性や戀愛といった要素を除けば、この二人の女性は互いに認(rèn)め合い、互いに高め合い、心で通じ合えるのです。例えば、沈翠喜は任家が曽寶琴に用意した閉ざされた住まいにあえて裏口をもうけ、曽寶琴は沈翠喜が自分を見失っている時に彼女が自分の本當(dāng)の気持ちに気づけるよう手助けをします。つまり、彼女たちの間には戀だの愛だのを超える女性同士の友情が存在するのです。女性たちの間には必ずしも爭いや嫉妬だけがあるのではありません。彼女たちは手を攜えて共に歩み、互いに助け合うことができるのです。
■沈翠喜と曽寶琴、二人の共通點(diǎn)と相違點(diǎn)とは何でしょうか?
沈翠喜と曽寶琴はどちらも事業(yè)に打ち込む女性です。ドラマの後半では沈翠喜と曽寶琴が任家の事業(yè)を盛り立てるべく一緒に努力していく様子が描かれます。沈翠喜が曽寶琴に緙絲や帳簿の付け方を教え、どちらも善良な心を持って根気よく働くのです。曽寶琴は自身の身の上や境遇を理由に人生を諦めたりせず、運(yùn)命に抗い続け、沈翠喜は任雪堂が失蹤している間、自分の力で家族の命運(yùn)を擔(dān)います。二人ともなかなか真似できない立派な女性といえます。一方で、曽寶琴は言いたいことを言い、やりたいことをやって、思いついたことは行動に移す、従來のしきたりにはとらわれない人です。しかし、沈翠喜は違います。彼女が子供の頃から授けられてきた教えとは、責(zé)任を持つことが何より大事ということでした。ですから、彼女は自分自身を束縛してしまい、多くのことを心に溜め込んでしまいます。これは戀愛に関してもそうです。
■本作は緙絲(中國伝統(tǒng)のつづれ織り)の伝承と発展も全編にわたって描かれるテーマとなっています。撮影前に緙絲の基本的な技術(shù)を習(xí)ったとのことですが、緙絲にどのような感想を持ちましたか?
緙絲は中國の古典的な絹織物の一種で、最も古い純手工蕓の紡績技術(shù)です。一つの緙絲作品を完成させるのには多くの時間と労力を費(fèi)やす必要があり、現(xiàn)在のようなテンポの速い生活の中で、何人かで靜かに機(jī)織り機(jī)の前に座って緙絲を作る體験をしたことで、一つのことを一生やり続ける匠の精神を感じました。
■本作は女性の群像劇も生き生きと描かれています。ご自身では劇中の女性像について、どのように思われましたか?
あの時代に本當(dāng)に曽寶琴のような女性がいたなら、とても偉大で立派だと思います。封建社會においては大部分の女性が不公平な待遇を強(qiáng)いられていて、曽寶琴や沈翠喜のような女性は少數(shù)でした。翻って現(xiàn)在の社會を考えてみると、現(xiàn)代女性は幸福だといえます。私たちは大膽に自分の理想を語ることができますし、大膽に理想を追求し行動に移すこともできます。実に私たちは幸せで、今を大切にすべきだと思います。
■最近、中國の映畫やドラマでは女性のキャラクターがより強(qiáng)くなり、女性をテーマにした作品もより増えています。この傾向についてどのようにお考えですか?
現(xiàn)代社會において女性はどんどん優(yōu)秀になって自信もついてきています。多くの女性が自立して自分の能力を発揮できています。こうした現(xiàn)実がある程度、ドラマにも反映されているといえるでしょう。本作で私が深く感動したのは、女性たちが自立し、自由に自分の生活や人生を選択し、人に頼った生き方をせず、あるがままの自分として、自由に強(qiáng)く生きるところです。また、人生における安心感というのは、他人に依存して得るものではないと教えてくれるところです。
■本作の衣裝、メイク、小道具はいかがでしたか?特に印象に殘っている衣裝やスタイルはどんなものでしたか?
このドラマは衣裝、メイク、小道具だけでなく、各方面の美術(shù)やセットも非常に素晴らしいです。衣裝スタッフはそれぞれキャラクターの性格に合わせた獨(dú)自の衣裝を制作していました。例えば、曽寶琴には女性らしい色っぽさがあるので、衣裝は柔らかく優(yōu)雅でさっぱりしたイメージでした。また、彼女は學(xué)蕓の師範(fàn)家の出身という設(shè)定なので、その裝いは優(yōu)雅でも派手ではなく、女性らしい美しさがあっても俗っぽくはありませんでした。
■このドラマには他の時代劇ドラマとは違うどんな特色や見どころがありますか?見逃してほしくない注目のシーンはどこですか?
「清越坊の女たち~當(dāng)家主母~」が描いているのは一つの家族をめぐる物語、緙絲とそれを作る人々の物語です。劇中で表現(xiàn)された緙絲の持つ伝統(tǒng)文化の美しさに、ぜひ注目していただきたいです。また、任雪堂の失蹤後、曽寶琴は沈翠喜から緙絲や帳簿について學(xué)び、二人は互いに助け合い、支え合って、一緒に任家の商売を続けていきます。この部分はぜひ見逃さないでいただきたいです。
■これまで多くの作品に出演されていますが、本作で初めて経験したことはありましたか?本作に出演して新たに得たものとは何でしょうか?
このドラマで初めて経験したことといえば、緙絲の技術(shù)ですね。このドラマのために特別に學(xué)びました。その結(jié)果、熟練した作品を作り上げられるほどではないですが、基本的な技術(shù)を身につけることはできました。また、技術(shù)を?qū)Wぶ過程で、一つの美しい緙絲作品を作るのにどれだけの時間と労力が必要なのかもわかりました。ぜひ多くの方々に緙絲について知ってもらい、緙絲が私たちにとってもっと身近なものになれば嬉しいです。
■出演作選びの基準(zhǔn)は何ですか?今後どのような作品に出演したいと思われますか?
第一に自分が選べる範(fàn)囲で、できるだけより良いキャラクター、より良いストーリー、より良い制作チームを見つけたいと思っています。でも、私は劣ったキャラクターというのは存在せず、劣った俳優(yōu)がいるだけだと考えています。俳優(yōu)はどんなキャラクターでも視聴者が共感できる點(diǎn)を見つけ出し、論理的な人物像を作り出し、様々な點(diǎn)を合理化する必要があるからです。腳本に書かれていることは限りがあり、文字に書かれたことは平面的です。そのため多くの要素は俳優(yōu)の演技にかかっており、腳本の行間を埋めるべく俳優(yōu)が人物の內(nèi)面世界を豊かにしていく必要があるのです。
■最後に、日本のみなさんにメッセージをお願いします。
本作は心を込めて作られた非常に丁寧な作品で、任家を中心に緙絲の匠について描いた物語です。このドラマを通してより多くの人に緙絲という伝統(tǒng)工蕓に注目していただきたいです。さらに、あの時代に自分を貫いた人々の生き生きとした姿を見ていただきたいです。ぜひ「清越坊の女たち~當(dāng)家主母~」を楽しんでいただけたら幸いです。
華流
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