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香港メディアの香港01は25日、サッカーの韓國(guó)代表FWチョ?ギュソンの「苦境」に日韓の違いが見(jiàn)て取れるとの記事を掲載した。寫(xiě)真は韓國(guó)のサッカーファン。
香港メディアの香港01は25日、サッカーの韓國(guó)代表FWチョ?ギュソンの「苦境」に日韓の違いが見(jiàn)て取れるとの記事を掲載した。
記事はまず、「先日のワールドカップ(W杯)カタール大會(huì)ではアジア勢(shì)の活躍が目立ち、香港人にとって関心の高い日本と韓國(guó)が特に話題になった」と説明?!疙n國(guó)はソン?フンミン、キム?ミンジェ、ファン?ヒチャン、イ?ガンインら優(yōu)れた選手を擁しているが、平均的な実力では日本の方がはるかに安定している」と指摘した。
その上で、カタール大會(huì)でブレークしたチョ?ギュソンについて、「海外移籍がかなわず全北現(xiàn)代モータースに殘留する可能性が出てきたため、ファンは失望している」とし、「韓國(guó)代表のチーム狀況、そしてチョ?ギュソンの苦境は、キム?ミンジェがW杯後に語(yǔ)った言葉とピタリと合致している」と評(píng)した。
キム?ミンジェはW杯後、所屬チームのあるイタリアに戻る際、韓國(guó)代表監(jiān)督を退任したパウロ?ベント監(jiān)督が今後歐州クラブの監(jiān)督になった場(chǎng)合、韓國(guó)代表選手を迎え入れるのではないかとの質(zhì)問(wèn)に「もちろんそうなればいいが、簡(jiǎn)単ではない。(韓國(guó)の)クラブと相談しなければならない。クラブは高い移籍金を要求することが多い」とし、「一言言わせてもらえるなら、歐州のクラブから韓國(guó)選手にオファーが來(lái)たら行かせてあげてほしい。正直、日本がうらやましい」と述べた。
キム?ミンジェは2019年に525萬(wàn)ユーロという破格の移籍金で中國(guó)スーパーリーグの北京國(guó)安に移籍した。これは一般的な歐州クラブが支払う金額よりもはるかに高い。その後、トルコのフェネルバフチェに移籍した後、22年7月にイタリア?セリエAのナポリに移籍、アジア人初の同リーグ月間最優(yōu)秀選手賞を受賞するなど活躍している。
キム?ミンジェは「(4年後のW杯では)歐州で活躍する韓國(guó)人選手が増えていることを願(yuàn)っている。韓國(guó)のレベルが高くないとは言わないが、日本から歐州に渡る選手がますます増えていて、彼らのポジションは相対的にわれわれよりも有利だ」とし、「代表チームが誰(shuí)によって率いられるかはもちろん重要だが、選手が監(jiān)督の戦術(shù)を遂行できるための十分なレベルを備えているかも、同じように重要だ」と指摘した。
記事は「彼のこの言葉は賛否両論を巻き起こしたが、すぐに忘れ去られた。そして最近、チョ?ギュソンの移籍が暗礁に乗り上げると、再びファンやマスコミに取り上げられることとなった」と伝えた。
チョ?ギュソンは昨年6月に兵役を終えたばかりの24歳。當(dāng)初はその整った顔立ちから注目を集めたものの、188センチの長(zhǎng)身を生かしたポストプレーやガーナ戦での2ゴールなどがきっかけで、海外クラブからの注目が高まった。報(bào)道によると、W杯後にはドイツ?ブンデスリーガのマインツや、スコットランドリーグのセルティックなど、少なくとも3チームが300~600萬(wàn)ユーロのオファーを出したと言われる。セルティックが最も熱心だったと伝えられるが、チョ?ギュソン自身はマインツに好感を示していたという。
しかし最近、全北が「チョ?ギュソンは夏の移籍市場(chǎng)までチームに殘るだろう」とし、チョ?ギュソンがチームのスペイン合宿に合流したことを複數(shù)の韓國(guó)メディアが報(bào)じた。ただ、冬の移籍市場(chǎng)は今月末まで開(kāi)いている。チョ?ギュソン本人は「結(jié)局のところ冬に移籍した方がいいのか、夏に移籍した方がいいのか。冬は(歐州がシーズン中のため)適応が難しいという問(wèn)題があるが、夏になったらチャンスがなくなるのではという懸念がある。すべては選択にかかっていて、自分の決定に責(zé)任を持たなければならない」と語(yǔ)った。
記事は「チョ?ギュソンは移籍する意思を示しているように見(jiàn)える中、チームが殘留を示唆したのはなぜだろう」とした上で、韓國(guó)メディアの報(bào)道を基に「全北のテクニカルディレクターを務(wù)めるパク?チソン氏が適応の問(wèn)題から夏まで待つように説得した」と伝えたほか、「W杯で活躍した選手を擁することでクラブのブランド価値と注目度が高まることを全北は認(rèn)識(shí)している。チョ?ギュソンのインスタグラムのフォロワーが急増するとともに、全北のフォロワーも數(shù)倍に増え、ファンイベントやグッズ開(kāi)発も活発になった」とも指摘した。
記事によると、ドイツのスポーツ紙「キッカー」は「マインツはチョ?ギュソンの獲得にかなり積極的だったが全北が頑固だった。マインツのボ?スヴェンソン監(jiān)督は12月中にチョ?ギュソンにコンタクトを取り、チームも全北に移籍金330萬(wàn)ユーロと將來(lái)の移籍金の50%を上乗せした5年契約を提示したが、拒否された」と報(bào)道。これが伝わると、多くのファンが全北のSNSに「(全北は)わがままだ」「選手ファーストになるべきだ」「チョ?ギュソンを解放せよ」「パク?チソンはチョ?ギュソンの翼をもいだ」といった批判を書(shū)き込んだという。
記事は「サッカーは結(jié)局のところ結(jié)果論だ。もしチョ?ギュソンが冬のうちに移籍してうまくいかなければ、やはりパク?チソンが批判されるかもしれない」とする一方、「日韓両リーグの選手の歐州行きを見(jiàn)ていると大きな違いがある」と指摘。「韓國(guó)選手が海外移籍に息詰まる中、日本の多くの選手が今冬に歐州のクラブに移籍した。しかもそのほとんどが今回のW杯には出場(chǎng)していない選手たちだ」とした。
そして、セルティックを例に、橫浜F?マリノスから昨季のJリーグ年間MVPのDF巖田智輝を、ヴィッセル神戸からDF小林友希を、それぞれ100萬(wàn)ユーロに満たない額で獲得したこと、同クラブに完全移籍したFW前田大然もW杯出場(chǎng)前に比較的安い移籍金で獲得していたことに言及?!钢苯拥膜时容^はできないが、日本のクラブは選手がより高いレベルのリーグに行くチャンスがあるのなら、移籍金にはそれほど執(zhí)著しないようだ」とした。
その上で、「Jリーグが掲げる百年構(gòu)想では、アジア全體のサッカーのレベルをJリーグ主導(dǎo)の下で向上させ、世界のサッカー市場(chǎng)におけるアジアサッカーの価値を上昇させるとある。日本がより多くの選手をより高いレベルのリーグに送り出し、選手自身のレベルと価値を向上させることができれば、最終的にはJリーグ、ひいては日本サッカーの価値を向上させることにもつながるのだ」と論じた。
記事は、「日本代表の選手たちは、冨安健洋、吉田麻也、三笘薫、伊東純也、鎌田大地、田中碧など、多くが日本のクラブから直接歐州のクラブに加入している一方、韓國(guó)人選手が自國(guó)クラブから歐州クラブに直接移籍した例は、近年ほとんどない」と指摘した。
ソン?フンミンやイ?ガンインは歐州クラブのユースチームからトップに昇格し、ファン?ヒチャンも高校卒業(yè)後にすぐにオーストリアのザルツブルクに加入した。キム?ジンスはJリーグのアルビレックス新潟でプロキャリアをスタートし、そこからホッヘンハイムへと移籍した。キム?ミンジェも前述のように中國(guó)リーグから歐州のクラブに移籍した。
記事は、「歐州のクラブがまだ実力が未知數(shù)のアジアの選手に対して高額な移籍金を出したがらないという面があり、アジアのクラブも妥協(xié)できないという事情はあるだろう」としながらも、「キム?ミンジェが『日本がうらやましい』と言ったのはおそらく、日本のクラブが適正な費(fèi)用の回収と選手の將來(lái)性、國(guó)としてのサッカーの発展をバランスよく考えていることに対してだろう」と指摘。「日韓両國(guó)の選手の海外移籍のチャンス、および代表チームの発展の違いは、ここから生じているのかもしれない」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/北田)
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