液晶テレビやスマートフォン、電気自動(dòng)車（EV）などハイテク製品の生産に欠かせないレアアース（希土類）。仏RFIの中國語版サイトの25日付記事によると、ドイツ國內(nèi)では、輸入の6割を中國に依存していることに政治家や科學(xué)者が警鐘を鳴らしているという。

中國はドイツにとって最も重要なレアアースの原産國で、ドイツ連邦統(tǒng)計(jì)局によると、2022年1～11月に輸入されたレアアース約5300トン（4930萬ユーロ＝69億円相當(dāng)）の66％が中國からのもので、オーストリアが21％、エストニアが6％で続いた。スウェーデンで最近、歐州最大のレアアース鉱床が発見されたが、2021年にスウェーデンからドイツに輸入されたレアアースは全くない。

著名なレアアース鉱床のほとんどは中國國內(nèi)にあり、ほぼ獨(dú)占的に中國で採掘されている。中國が長い間、比較的安価に提供していたため、多くの先進(jìn)國にとって自國での採掘は採算が取れず、いくつかの鉱山が閉鎖された。

中國への依存度の高さに政治家や科學(xué)者が警鐘を鳴らしている。ドイツ経済研究所（DIW）の世界経済部門の責(zé)任者であるルーカス?メンホフ氏は、「個(gè)々の行動(dòng)はそのような依存を減らすのに役立たない。より多くの供給國を使用する必要がある。レアアースは、ブラジルやインド、オーストラリアからも調(diào)達(dá)できるし、強(qiáng)制的な最低備蓄量で在庫を補(bǔ)充することもできる。少數(shù)の供給國の市場支配力に対抗するため、関連する原材料の調(diào)達(dá)も歐州全體でまとめて行う必要がある」と指摘する。（翻訳?編集/柳川）