中國?河南省南陽市の映畫館が男性客に「座席なし」のチケットを発行し、物議を醸している。九派新聞などが26日付で伝えた。

中國のインターネット上でこのほど、「無座（座席なし）」と手書きで書かれた映畫チケットの寫真が話題を呼んだ。問題のチケットを発行したのは同市內(nèi)の唐河県にある映畫館で、擔(dān)當(dāng)者は取材に対し「『無座』は満席で席がないということ。春節(jié)（舊正月）の混雑で座席がなくなった。席はないと伝えたが、お客様が『席を増やしてくれ、自分たちで小さい椅子を買ってきてそれに座って見るから』とおっしゃった」と説明した。

中國のネットユーザーからは「ははは、自分で椅子持ち込みとか」「別の回に変更すればよかったのでは？」「そこまでして観たかったのか」「他の客はチケット買わずに入って來たと思うんじゃない？」「こういうチケットが興行収入に加算されるのか気になる」「（定員以上の客を入れて）消防法は大丈夫？」「こういうことして映畫館は処罰されないのかな？」といった聲が上がった。

チケットの寫真をアップした當(dāng)事者の男性?楊（ヤン）さんによると、映畫館を訪れたのは24日のこと。子どもに付き添ってアニメーション映畫を観ようとしたものの、子どものチケットはあったが自分の分がなかったため、映畫館に頼んで「座席なし」チケットを発行してもらったという。なお、楊さんと同じように「座席なし」チケットで観賞した人は他にも何人かいたそうだ。（翻訳?編集/北田）