中國(guó)の江蘇省無(wú)錫市內(nèi)の動(dòng)物園で最近になり「あまりと言えばあまり」としか言いようのない事態(tài)が発生した。一人の男児が放し飼い狀態(tài)だったクジャクにのしかかったり、クジャクを持ち上げて何度も地面にたたきつけたのだ。男児はクジャクの羽をむしることまでした。

一部始終を撮影した動(dòng)畫(huà)がネットに投稿されたことで多くの人が関心を持つことになった。男児はクジャクを持ち上げて、地面に何度も叩きつけた。さらに羽をむしり始めた。映像からは、周囲の來(lái)園者による「なんて子どもだ」などという聲も聞こえてくる。気が付いた動(dòng)物園職員が駆け寄ると、男児はクジャクから手を放して逃げようとしたが、すぐにつかまった。

なお、男児がクジャクを虐待していた時(shí)點(diǎn)では、映像に親らしい人の姿は寫(xiě)っていないが、動(dòng)物園職員が子どもを連れて行こうとした時(shí)點(diǎn)で、男性1人が現(xiàn)れ出て、職員から男児を引き離して共に立ち去った。

動(dòng)物園側(cè)はその後、無(wú)料開(kāi)園期間のために來(lái)園者が多い狀態(tài)が続いており、「現(xiàn)場(chǎng)の管理?yè)?dān)當(dāng)者はしばらく、手が回らないかもしれない」と説明した。

動(dòng)物園側(cè)は警告文の表示や拡聲器による呼びかけ、職員による見(jiàn)回りを行っているが、來(lái)園者が極めて多く、しかも人によって「素養(yǎng)」にばらつきがあるために、當(dāng)面はクジャクを屋外に出すことを減らすという。また、職員による見(jiàn)回りも強(qiáng)化する。負(fù)傷したクジャクは現(xiàn)在、繁殖施設(shè)で療養(yǎng)している。

動(dòng)物園職員の一人によると、クジャクの飼育場(chǎng)所を本來(lái)の生息場(chǎng)所の狀況に近いように整備し、來(lái)園者が近くで見(jiàn)られるようにしたため、今回の事態(tài)が発生したとの見(jiàn)方を示した。動(dòng)物園は同件をすでに、行政側(cè)の関連部門に報(bào)告した。動(dòng)物園には男児を処罰する権限がないという。

ネットには、同件について多くのコメントが寄せられた。當(dāng)然ながら、家庭の教育やしつけを批判する書(shū)き込みが多い?！袱嗓螭始彝イ坤盲郡?、こんな子どもが出現(xiàn)するのだ？」「この子を一目見(jiàn)れば、甘やかされてダメになってしまったことが分かる」などだ。

また、「動(dòng)物園側(cè)は警報(bào)裝置をつけるべきだ」との指摘も寄せられた。中には「この子を猛獣エリアにつれていって見(jiàn)學(xué)させろ」との書(shū)き込みもあった。

中國(guó)の大手検索/情報(bào)サイトの百度には、「萬(wàn)春教育指南」さんというユーザーからの文章も寄せられた。「萬(wàn)春教育指南」さんは、教育関係の情報(bào)を発信しつづけている。

無(wú)錫の動(dòng)物園で問(wèn)題を起こした男児の年齢は6歳と伝えられている?！溉f(wàn)春教育指南」さんはまず、3歳から7歳は大脳の発達(dá)にとって重要な時(shí)期と説明。學(xué)校に入るまでは、親に課せられた「教師としての責(zé)任」は重大と指摘した上で、「親が子を教育せねば、子は別の人にこっぴどく教育されることになる」と、やや間接的にではあるが、親がわが子をきちんとしつけないと、子どもは將來(lái)、不幸な目に遭うと論じた。（翻訳?編集/如月隼人）