2014年7月7日、香港の英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは、「卒業(yè)生の就業(yè)が最も困難な1年」と題した記事を掲載し、今年727萬人という史上最多の大學(xué)卒業(yè)生が奔走する中國本土の就職戦線の問題點(diǎn)について報(bào)じた。8日付で參考消息（電子版）が伝えた。

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中國本土の今年の大學(xué)卒業(yè)者數(shù)は昨年の699萬人を28萬人上回る727萬に達(dá)する。毎年この時(shí)期になると、各地の就職説明會(huì)には卒業(yè)したばかりの大學(xué)生（注：中國では6月が卒業(yè)シーズン）が押し寄せ、熱い戦いが繰り広げられる。

しかし、現(xiàn)在の中國経済の狀況で、これほど多くの學(xué)生を吸収することが可能なのだろうか？中國社會(huì)科學(xué)院のデータによると、大學(xué)生の失業(yè)率は2010年が12％、11年が17．5％となっており、史上最多の卒業(yè)生を迎え入れる今年の狀況がさらに悪化することは必至とみられる。

現(xiàn)在の學(xué)生は多くが就職に対しての理想が高く、卒業(yè)してもブルーカラーのような仕事には就きたがらない。東部沿岸地區(qū)の発展した都市は依然として多くの大學(xué)生の理想の就職地であり、彼らは決して人材不足が顕著な內(nèi)陸部の中小都市へは行こうとはしない。結(jié)果的に「希望の就職先には入れず、希望しない就職先には入らない」?fàn)顩rが生まれ、最終的には親のすねをかじることになってしまう?！缸錁I(yè)、即失業(yè)」は、すでに多くの卒業(yè)生の最大の悩みになっている。

大學(xué)のカリキュラムの設(shè)定と実際の社會(huì)のニーズの食い違いも原因の一つだ。中國ではその時(shí)に人気のある事柄に投資が集中するという現(xiàn)象がよく起こるが、教育も例外ではない。人気の業(yè)界に関連するカリキュラムを設(shè)置する大學(xué)が増加し、學(xué)ぶ學(xué)生も急増。結(jié)果としてその業(yè)界の人材が過剰になり、卒業(yè)生の失業(yè)問題を深刻化させている。

こうした問題を解決するためには、政府は人材育成モデルや教育內(nèi)容、教育方法を改革しなければならない。大學(xué)生の創(chuàng)業(yè)意識を高めることも肝要だ。大學(xué)卒業(yè)の學(xué)位を適切な數(shù)にコントロールすることは必須であり、無制限に拡大し続けるべきではない。さもなければ、大學(xué)卒業(yè)の學(xué)位そのものが意義を失い、問題はさらに深刻になるだろう。（翻訳?編集/HA）