2023年2月2日、華字メディア?日本華僑報(bào)は、急速に進(jìn)む高齢化で中國(guó)が日本に學(xué)べる點(diǎn)について紹介する文章を掲載した。

文章は中國(guó)で昨年12月に発表された高齢者介護(hù)業(yè)界の発展に関する報(bào)告書で、2022年から51年まで中國(guó)で急速な高齢化が進(jìn)み、そのペースは西側(cè)先進(jìn)國(guó)よりも激しいことが見込まれると指摘されたことを紹介した。

その上で、日本は中國(guó)よりも早い時(shí)期から高齢化の波に直面しており、22年2月現(xiàn)在で65歳以上の高齢者が全人口の29％を占めているとし、労働力不足のほかに孤獨(dú)死や老老介護(hù)など日本社會(huì)にさまざまな悪影響を生んでいると伝えた。

一方で、日本政府は長(zhǎng)きにわたり人的物的リソースを大々的に投入して、充実した養(yǎng)老サービス體系を構(gòu)築したと紹介。その柱が00年に施行された介護(hù)保険法で、行政、社會(huì)、個(gè)人の三者が共同負(fù)擔(dān)する介護(hù)保険の制度を構(gòu)築したほか、個(gè)人では40歳から介護(hù)保険金の納付を義務(wù)化する一方で、老後に介護(hù)サービスを必要とする狀況が生じた際に一定比率に基づき補(bǔ)助を行う仕組みを作ったとした。そして、要介護(hù)レベルが高くなるほど行政による補(bǔ)助額が上昇し、補(bǔ)助の上限枠內(nèi)において被介護(hù)者はわずか10％の負(fù)擔(dān)で済むことから、在宅介護(hù)者の負(fù)擔(dān)が効果的に軽減されると説明した。

また、自立歩行できない、服の著脫ができない、排便ができない、食事ができない、認(rèn)知機(jī)能の低下などさまざまな要介護(hù)レベルに合わせた介護(hù)機(jī)関、介護(hù)サービス制度が構(gòu)築されているほか、介護(hù)施設(shè)のタイプも地域のケアセンターから総合的な介護(hù)施設(shè)まで多種多様で、高齢者の介護(hù)ニーズにきめ細(xì)かく対応していると伝えた。

文章は、すでに數(shù)十年も取り組んできた日本をそっくりそのまま模倣することは不可能であるものの、中國(guó)の人口構(gòu)造、高齢化の特徴が日本と多くの部分で似ていることから、日本による高齢化対策の実踐は中國(guó)がしっかりした養(yǎng)老體系の構(gòu)築について模索する上で非常に大きな參考になるとの見方を示している。（翻訳?編集/川尻）