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中國の映畫市場が力強く回復し、2023年の映畫興行収入(前売り券を含む)が1月31日末で早くも100億元を突破した。特に春節(jié)期間中が好調(diào)で1月末の100元突破は最短の記録だ。寫真は中國の映畫館。
中國の映畫市場が力強く回復し、2023年の映畫興行収入(前売り券を含む)が1月31日午後4時20分現(xiàn)在、早くも100億元(約1910億円)を突破した、と國営メディアが伝えた。特に春節(jié)シーズン(1月21日~27日)が好調(diào)での興行収入は30億元に上った。1月末の100億元突破は最短の記録だ。
21年に初めて世界最大の映畫市場となった中國(本土)は、厳格な都市封鎖(ロックダウン)などの「ゼロコロナ政策」の影響で22年の興行収入が前年比36%と大きく落ち込んだ。興行収入は約300億6700萬元にとどまり、トップの座を再び北米に明け渡した。
中國網(wǎng)によると、映畫市場の回復は複數(shù)の上場企業(yè)の取り組みのおかげだ。ある証券會社のアナリストは「過去3年間の新型コロナウイルス感染癥の影響により、映畫業(yè)界は苦しい経営を強いられた。大多數(shù)の映畫業(yè)界上場企業(yè)は昨年、赤字を計上する見込みだ。今年は全面的に好転するとみられる。映畫はクリエイティブ産業(yè)で、高品質(zhì)の大作は1作品だけでも1社の業(yè)績を支えられる」と述べた。
悅東文化の燁東CEO(最高経営責任者)は「証券日報」に「春節(jié)が例年よりも早く、春節(jié)枠の公開が早めになり、優(yōu)良作品が集中的に上映されたためだ。新型コロナの『乙類乙管』の実施と奏効により、オフラインのエンタメ消費が全體的に回復の流れを示している」と言及した。
聚影匯の創(chuàng)業(yè)者の朱玉卿氏は証券日報に「今年の春節(jié)枠の意義は映畫産業(yè)チェーンの回復と撮影から宣伝、さらにはその後の関連全チェーンの回復と発展にある。各種措置により、今年の映畫産業(yè)はコロナ前の70%の水準に回復し、來年は全面的に回復する見込みだ」と予測した。
今後を展望すると、今年は多くの映畫が公開を控えている。萬連証券の研究報告によると、1月29日現(xiàn)在で年內(nèi)の公開を予定している映畫は計84作品で、うち「見たい」の回答數(shù)が5萬を超える映畫は計26作品となっている。今後の興行収入に期待できる。
中國國際放送局によると、春節(jié)期間中の興行収入ランキングのトップ3は、SF大作『流転の地球(原題:流浪地球)』の4年ぶりとなる続編「流浪地球2」、チャン?イーモウ監(jiān)督の最新作「満江紅」、劇場アニメの人気シリーズの最新作「熊出沒?伴我”熊芯”」が占めた。
映畫興行データ分析アプリ「燈塔専業(yè)版」の発表データによると、「流浪地球2」は、前売り券を含む興行収入が10?08億元となるなど、公開初日から22の記録を更新したことが明らかになった。(編集/日向)
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