CRI online 2023年2月7日(火) 19時50分
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中國北西部、甘粛省にある拉卜楞寺で、新年の幸運と豊作を祈願するため、年に1度の「バター彫刻展」が開催されています。
中國北西部、甘粛省にある拉卜楞(ラプラン)寺で、新年の幸運と豊作を祈願するため、年に1度の「バター彫刻展」が開催されています。
バター彫刻は、チベット族が日常的に食べるヤクの乳のバターに鉱物顔料を混ぜ込んで、仏像や人物、動物、花などを形づくるものです。毎年、舊暦の1月15日(今年は2月5日)から公開されており、2006年に中國國家級無形文化遺産に登録されました。
バター彫刻展を訪れた観光客は、「匠(たくみ)の技に深く感動した。バターで作られた、こんなに美しい彩りの彫刻は見たことがない」と語りました。
拉卜楞寺は1709年に建立されたチベット仏教の寺院で、現(xiàn)在は僧侶1000人以上が所屬しています。
なお、彫刻に使われたバターはつぶして保管され、翌年の彫刻の基礎として再利用されるということです。(提供/CRI)
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