2023年2月15日、香港01は、上野動(dòng)物園のジャイアントパンダ、シャンシャンの中國返還が迫る中で、現(xiàn)地では惜別ムードに包まれていることを報(bào)じた。

記事は、上野動(dòng)物園で飼育されている5歳のシャンシャンが中國に返還される今月21日が迫る中、現(xiàn)地市民たちがシャンシャンに別れを告げるべく爭うように同動(dòng)物園を訪れていると紹介。先月20日には4時(shí)間待ちの大行列ができたことから翌日より抽選による1日2600人の限定観覧措置が取られており、すでに締め切られた今月19日の最終観覧日の観覧申し込み數(shù)は定員の24倍に達(dá)したと伝えた。

また、動(dòng)物園近隣の施設(shè)もシャンシャンの惜別ムード一色になっており、デパートの松坂屋上野店では店外にある長さ18メートルの大型広告幕をシャンシャンの寫真に切り替えるとともに、店內(nèi)ではシャンシャンの寫真展を開催して920枚の寫真を展示、シャンシャンがプリントされたビスケットやハンカチなど記念品を売り出しているとしたほか、JR上野駅でも今月15日よりシャンシャンの寫真展を開催するとともに、バッジやポスターのプレゼントといったイベントを予定していると紹介した。

シャンシャンは2017年6月12日に上野動(dòng)物園で生まれたメスで、父親はリーリー（中國名は比力）、母親はシンシン（中國名は仙女）。東京都と中國野生動(dòng)物保護(hù)協(xié)會(huì)との協(xié)定により20年12月に中國に戻る予定だったが、新型コロナなどの理由によりたびたび延期されていた。（翻訳?編集/川尻）