日本人は卯年に「ウサギ島」を訪れ開運(yùn)を願(yuàn)う―中國(guó)メディア

2023年2月20日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、干支がウサギの今年は、日本國(guó)內(nèi)でウサギに関係があるスポットを多くの日本人が訪れているとする記事を掲載した。

記事は、今年のお正月から、多くの日本人が運(yùn)気を得るべくウサギに関係ある場(chǎng)所を観光で訪れようとしており、ネット上には「卯年のおすすめ開運(yùn)観光スポット」情報(bào)が多く存在すると紹介。中でも一番人気なのが瀬戸內(nèi)海國(guó)立公園にあり、多くのウサギが生息していることから「ウサギの島」とも呼ばれている大久野島だとした。また、ウサギは繁殖能力が高いことから、安産や子寶、子孫繁栄などの願(yuàn)いを抱いて島を訪れる観光客も少なくないと伝えた。

さらに、大久野島ではキャンプや海水浴、大自然の中でのアクティビティでウサギと觸れ合うことができるほか、島には溫泉も湧いていて、瀬戸內(nèi)海を一望しながら浸かる溫泉は非常に心地よいとした。一方で、自然あふれる美しい大久野島には振り返りたくない過去があり、1929?45年には舊日本軍の化學(xué)兵器生産拠點(diǎn)となり、その機(jī)密性の高さから一時(shí)期は「地上からも抹消」されていたと指摘。その後84年になってようやく一般公開されるようになり、88年には島に毒ガス資料館が建設(shè)され、平和學(xué)習(xí)、平和體験を目的として島を訪れる人が増えたと伝えている。

その上で、島では多くのウサギと平和に共存していくために、自動(dòng)車は運(yùn)転禁止、自転車は速度に注意する、島內(nèi)でウサギに遭遇した時(shí)には過激な行動(dòng)を取らずに靜かに見守るなど、定められたルールやマナーの遵守が要求されていると紹介。島民や訪問客の努力もあり、島のウサギはとてもフレンドリーで、食べ物を求めて近づいてくることもあるとした。

記事は、大久野島には沿岸に大小並んで設(shè)置され、島の風(fēng)や海の音を聞くことができるかわいらしい「ウサギの耳型集音器」など、訪れてみるべき場(chǎng)所がとても多いほか、海辺で朝日や夕日の中佇むウサギの姿を撮影するのも楽しいと紹介。日の出が見たいなら島の展望臺(tái)に、沈む夕日を見たければ夕日の丘に行くことで、海や島々を含めた絶景を楽しむことができると伝えた。（翻訳?編集/川尻）