フライメディア 2023年2月25日(土) 17時(shí)0分
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出前一丁はこの香港でとても愛(ài)されている。
出前一丁はこの香港でとても愛(ài)されている。朝からインスタント麺に卵やハムを乗せたものを食べる人も多い香港で、日系ブランドの代表格である出前一丁は人々から別格のような待遇をされているのではないかと感じる事がある。インスタント麺を出前一丁に変更するだけで、メニューの価格が追加になる事も多々あるほどなのである。
そんな香港に、日本同様の「カップヌードルミュージアム」が存在する事はご存知だろうか。以前は香港國(guó)際空港の第2ターミナルに位置していたこのミュージアム、コロナ禍の間にチムシャツイの中港城の中へ移転をしてきた。
ここではカップヌードル(日清)の歴史を簡(jiǎn)単に見(jiàn)て回る事ができるほか、「マイカップヌードルファクトリー」「出前一丁ファクトリー」「マイグラノーラファクトリー」が併設(shè)されている。コロナ禍でどこにも行く事ができない中、便利な立地に移転してきたミュージアムで開(kāi)催されているこれら體験コースは非常に人気で、常に混雑し予約が取り難い事も多かった。
日本のカップヌードルミュージアムのホームページを見(jiàn)ると、「マイカップヌードルファクトリー」、「チキンラーメンファクトリー」が掲載されている。つまり香港で行われている「出前一丁ファクトリー」、「マイグラノーラファクトリー」は日本にはない體験コースのようである。
今回は中でも常に予約でいっぱい、そして香港で大人気の出前一丁を作成する「出前一丁ファクトリー」を體験してみたので、その様子をお伝えしたい。
こちらは中港城に位置するカップヌードルミュージアム香港の外観の様子。中國(guó)やマカオとのフェリーも再開(kāi)された為、フェリーの発著點(diǎn)である中港城にも人出が戻り始めている。ミュージアムはこのフェリー乗り場(chǎng)のすぐ近くに位置する。
入り口で各體験のチケット購(gòu)入が可能。しかし「出前一丁ファクトリー」は特に混雑している為、事前にインターネットでの予約を行う事をおすすめしたい。
ミュージアムの中には展示や寫(xiě)真スポットがある。
そしていよいよ「出前一丁ファクトリー」の挑戦模様をお伝えしたい。一回の人數(shù)は25名程度、所要時(shí)間は1時(shí)間半、參加料金は香港ドル120ドル。
筆者が參加した日は、子供だけではなく大人のグループ、外國(guó)人グループなど多種多様のメンバーが集まっていた。広東語(yǔ)メインのコースではあるが、外國(guó)人の參加者には英語(yǔ)での説明を行ってくれる。
ここでは「手作りの出前一丁を體験する」ことができる。パッケージだけを手書(shū)きで書(shū)き、中身は出來(lái)合いのものを詰めていくのではなく、麥粉を手でこね製麺機(jī)に入れて麺を作るところから始まるのである。
自分たちで作った麺をスタッフが蒸している間、出來(lái)上がった麺を詰める為のパッケージを各々デザインしていく。こういった工程も、自分のオリジナル麺が出來(lái)上がっていくようでとても楽しいものである。
そして最後の工程は油で揚(yáng)げる (日本語(yǔ)のホームページでは瞬間油熱乾燥法と呼ばれている)作業(yè)。実際油で揚(yáng)げる作業(yè)はスタッフが行ってくれるのだが、自分の麺が揚(yáng)げられる様子は窓ガラス越しに見(jiàn)て、寫(xiě)真を撮る事が可能。
いよいよ麺が揚(yáng)がると、あとは自分でデザインしたパッケージに詰めてくれる。これらの作業(yè)工程で約1時(shí)間半。とてもシステマチックに構(gòu)築されたプログラムで、楽しむ事ができるほか、インスタント麺が出來(lái)上がるまでの作業(yè)工程を垣間見(jiàn)る事ができる非常に貴重な體験であった。
そして自分の麺を作成した後は、ミュージアムに併設(shè)されているショップにて買(mǎi)い物も可能。楽しい思いをした後は、ついつい財(cái)布の紐もいつも以上に緩みがちになってしまう。
出前一丁だけではなく、カップヌードルやスナック類(lèi)、その他の日清の食品が勢(shì)ぞろいしている様子は圧巻。スーパーではなかなか見(jiàn)つけられないインスタント麺がある場(chǎng)合などは、これからはこちらのショップを訪ねればよいだろう。
また食品だけではなく、Tシャツやステーショナリー等のグッズも多數(shù)販売されている。出前一丁好きの人が多い香港では「清仔」と呼ばれている出前一丁の可愛(ài)らしい男の子のキャラクターも大人気だ。その清仔グッズが揃っており、こちらのミュージアム限定グッズもあるとくれば、香港土産にもとても喜ばれるであろう。
日本発の出前一丁が、香港で香港人に愛(ài)されながら育ってきた様子の一端はここに來(lái)れば見(jiàn)る事ができる。
立地も市內(nèi)に代わり一段と便利になったカップヌードルミュージアム香港。世界中の人に愛(ài)されている出前一丁の作業(yè)工程體験など、香港での旅の楽しみがまた一つ増えたのではないだろうか。(提供/フライメディア)
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