織姫（織女星）と彥星（牽牛星）が年に一度だけ會(huì)える日とされる七夕（7月7日）は、日本だけでなく、中國(guó)や韓國(guó)、ベトナムなどにも伝わる。各國(guó)に獨(dú)自の風(fēng)習(xí)があるが、なかでも韓國(guó)の風(fēng)習(xí)は子どもが將來(lái)について祈るという點(diǎn)で日本とよく似ている。

【その他の寫真】

韓國(guó)では、女の子は牽牛星と織女星にお供えをして針仕事が上手になるように祈り、男の子はふたつの星をテーマに詩(shī)を作り學(xué)力向上を祈ったそうだ。日本では、笹の葉に願(yuàn)い事を書いた短冊(cè)を飾るのが一般的だ。日本と韓國(guó)の子どもたちは、七夕の夜にどんな將來(lái)を思い描いたのだろうか。

今年7月4日に第一生命が発表したランキング（2013年7?8月に全國(guó)の幼児や小學(xué)生ら1100人を?qū)澫螭苏{(diào)査）によると、大人になったらなりたいものの1位は男子が「サッカー選手」、女子は「食べ物屋さん」だという。以下、男子は2位が「野球選手」、3位が「食べ物屋さん」。女子は2位が「幼稚園?保育園の先生」、3位が「お醫(yī)者さん」だった。

また、クラレが今年4月に発表した、同社の製品「クラリーノ?ランドセル」を購(gòu)入した4000人を?qū)澫螭诵肖盲骏ⅴ螗暴`ト調(diào)査によると、日本の親が望む「將來(lái)、子どもに就いて欲しい職業(yè)」の1位は、男の子が「醫(yī)者」、女の子は「看護(hù)師」。以下、男の子は2位が「公務(wù)員」、3位が「スポーツ選手」。女の子は2位が「公務(wù)員」、3位が「保育士」となっている。

一方、お隣の韓國(guó)ではどうだろうか。2013年1月15日に韓國(guó)統(tǒng)計(jì)庁が出版した絵本「みんな、魔法の風(fēng)船ふくらまそうよ」には、韓國(guó)職業(yè)能力開(kāi)発院が小中學(xué)生及び高校生の父兄990人を?qū)澫螭诵肖盲骏ⅴ螗暴`トの結(jié)果が掲載されている。それによると、小學(xué)生のなりたい職業(yè)の1位は「スポーツ選手」、2位は「教師」、3位は「蕓能人」となっている。

また、同じく韓國(guó)職業(yè)能力開(kāi)発院の調(diào)査によると、親が望む子どもの將來(lái)の職業(yè)の1位は「醫(yī)者」、2位は「公務(wù)員」、3位は「教師」、4位は「蕓能人」となっている。

男女別で統(tǒng)計(jì)を取る日本に対し、韓國(guó)ではほとんどが男女を合わせた含めた統(tǒng)計(jì)となっている點(diǎn)から、職業(yè)選択における男女の役割に対する日韓の認(rèn)識(shí)の違いを感じる。

サッカーやフィギュアスケートなどで、日韓の選手の活躍を目にする機(jī)會(huì)が増えたこともあり、スポーツ選手は両國(guó)で人気があるようだ。その反面、飲食業(yè)に対する社會(huì)的位置付けの違いの現(xiàn)れか、日本で人気の高い「食べ物屋さん」は、韓國(guó)ではTOP3から外れた。また、韓國(guó)で「人気次第では高収入を期待できる」と評(píng)価の高い「蕓能人」は、日本では「不安定な職業(yè)」というイメージが根強(qiáng)い。しかし、親が望む子どもの職業(yè)では、人から尊敬され愛(ài)される仕事や収入が安定した仕事を求める傾向が両國(guó)に共通してうかがえる。子どもの將來(lái)にかける期待は、どこの國(guó)も変わらないようだ。（執(zhí)筆/雲(yún)間草）