日本在住の中國(guó)人旅行ブロガー「林萍在日本」さんが日本の東北地方でのスキーを中國(guó)のネットユーザーに向けてPRした。

昨年、スノーボードにハマったという「林萍」さんは2月28日、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）で「日本の東北にスキーをしに行こう、きっと幸せになれますよ」と題し、東京から東北地方のスキー場(chǎng)への旅行手引き（中國(guó)語で「攻略」）を公開した。「林萍」さんは東京から新幹線で青森県まで北上。そこから南下しながら八甲田國(guó)際スキー場(chǎng)（青森）、森吉山阿仁スキー場(chǎng)（秋田）、たざわ湖スキー場(chǎng)（秋田）、夏油高原スキー場(chǎng)（巖手）の4カ所を訪れたといい、「日本のスキー場(chǎng)はとても環(huán)境が良く、交通の便も良い」と評(píng)している。

まず交通について、「自分で（レンタカーなどで）運(yùn)転してスキー場(chǎng)に行くのも良いですが、雪道のため危険。新幹線とバスを乗り継いでいくのがおすすめです」とアドバイス。JR東日本が外國(guó)人向けに販売している東北新幹線が5日間乗り放題でたった2萬円とお得な東北地方周遊パスを紹介し、「東北でスキーを楽しむには必?cái)yのパスです」とした。また、その他の交通機(jī)関の運(yùn)賃はかかるが、ホテルやスキー場(chǎng)の送迎バスを組み合わせることで費(fèi)用が抑えられるほか、スキー場(chǎng)は比較的駅から離れているものの乗り継ぎなどはそれほど複雑ではなくアクセスの利便性は高いと解説した。

次に荷物について、「スキー場(chǎng)には用具のレンタルがありますが、慣れた人であれば（中國(guó)から）自分専用の用具を持って日本に來ることでしょう。ですが、スキー用具を持って公共交通機(jī)関を利用するのは大変です」とし、「もし身軽に行きたいのなら、現(xiàn)地に行く2日前に用具をホテルやスキー場(chǎng)に送れるサービスがあります。おすすめはクロネコヤマト。空港、ホテル、スキー場(chǎng)は基本的にどこでも荷物を送ったり受け取ったりでき、送料も100人民元（約1900円）程度です」と説明した。

そして、今回めぐった4カ所について詳しく解説した。まず八甲田國(guó)際スキー場(chǎng)について「雪で真っ白になった杉の木、樹氷が見どころで、スキーがうまくなくてもケーブルカーで約10分で山頂まで行くことができ、そこに広がる奇観は一見に値します」「スキー上級(jí)者も一生に一度は訪れるべきで、滑りながら眺望を楽しむことができて気分爽快。晴れの日が少ないので、もし晴れたら日程を変更してでも訪れた方が良いです。スキーの後は酸ケ湯溫泉でリラックスするのも忘れずに」とした。また、時(shí)間があれば、青森駅近くの青森魚菜センターで「のっけ丼」を食べたり、駅の近くのA-Factory、青森県立美術(shù)館、三內(nèi)丸山遺跡を訪れたりするのもおすすめと紹介した。

次に森吉山阿仁スキー場(chǎng)?！噶制肌工丹螭稀袱猡窎|京から直接行く場(chǎng)合は、角館駅から秋田內(nèi)陸線で阿仁合駅までいけば、そこからスキー場(chǎng)周辺まで1人1100円で行けるタクシーのサービス（要予約）があり非常に経済的です」とアドバイス。「豊かな雪質(zhì)と粉雪で有名なスキー場(chǎng)で、蔵王、八甲田山と並び『日本三大樹氷』に數(shù)えられます」と解説した。また、「スキーを習(xí)いたい人はここがおすすめ。スキーやスノーボードを教えてくれる教室があり、コーチのレベルが高く、環(huán)境も良く、人も少なくて、ハイレベルな用具を借りることもできます」としたほか、運(yùn)が良ければ看板犬の秋田犬「北斗くん」と觸れ合うこともできると紹介した。

続いてたざわ湖スキー場(chǎng)?！溉毡兢亲瞍馍瞍ず扦ⅳ胩餂g湖は秋田県屈指の観光名所。たざわ湖スキー場(chǎng)は難易度の異なる13のコースがあるほか、田沢湖が眺められる絶好の場(chǎng)所に位置しています」とし、「ファミリーで一緒に滑ることができる緩やかなコースや上級(jí)者向けのコースが3つあるほか、モーグル競(jìng)技で使用されるコースまであります。初級(jí)者から上級(jí)者まで、自分に適したコースを選択できます」と紹介した。また、周囲には観光スポットも多いため、スキーを終えたらすぐに離れずタクシーやバスでめぐってみるのもおすすめだとした。

そして、夏油高原スキー場(chǎng)?！噶制肌工丹螭稀赶挠亭膝ⅴぅ陶Zの『グット?オ』（崖のあるところ）から來ていると言われており、ここは東北でも比較的大型のスキー場(chǎng)です」と紹介。周辺のホテルや飲食店、溫泉などの施設(shè)も整っているため非常に快適に過ごせるとした。また、雪に困ることがない場(chǎng)所で天気も雪が降ったかと思えばしばらくして晴れるなど、異なる景色の中で思い切りスキーを楽しむことができるのが良い點(diǎn)だとした。さらに、「アクセスも比較的便利で、新幹線の北上駅から無料のシャトルバスがあります。スキー場(chǎng)內(nèi)には『兎森の湯』があり、スキー後に體をすぐに溫められるほか、全域でWi-Fiが完備されていることおすすめポイントです」と紹介した。

「林萍」さんは、「東北にはこのほかにも有名な蔵王や安比高原スキー場(chǎng)など、たくさんのスキー場(chǎng)があります。雪質(zhì)も世界有數(shù)で、交通の便も良く、おいしい食べ物や溫泉もあり、多くの人が訪れます。自分に合ったスキー場(chǎng)がきっと見つかると思いますので、ぜひ日本の東北に來て粉雪がもたらしてくれる楽しみを體感しましょう！」と呼び掛けた。（翻訳?編集/北田）