奈良公園でシカにかまれたという臺(tái)灣人女性の投稿が話題になっている。臺(tái)灣メディアの三立新聞網(wǎng)が1日付で伝えた。

記事によると、友人と一緒に日本旅行に訪れた女性が臺(tái)灣のSNS?Dcardで事の顛末を報(bào)告した。女性は「奈良といえばシカを見なきゃ」という思いで現(xiàn)地を訪れ、「鹿せんべい」を購入。すると、すぐに公園內(nèi)のシカの群れに取り囲まれ、服の裾をくわえられたり頭で小突かれたりしたという。

しかし、手元の鹿せんべいの封（紙で止めてある部分）がなかなか開かず手間取っていると、近くにいたシカに左の太ももをかまれた。女性は「直後はそれほど痛みもなく、かまれたって感じだったけど、10秒くらいしたら痛み始めて涙が出た」と説明、痛くてたまらなかったため殘りの鹿せんべいは友人に渡してその場(chǎng)で泣き続けていたという。

かまれたところは赤く腫れ少しあざになっていた程度だったが、4日後にはあざの範(fàn)囲が大きく広がって紫色になっていたため、臺(tái)灣に戻った後に病院を受診。女性が「シカにかまれたんです」と説明したところ、醫(yī)師は3秒ほど固まった後、両手の指を立てて頭の上に乗せ「このシカですか？」と確認(rèn)。女性がそうだと答えると醫(yī)師は大笑いした上、処置後も醫(yī)師と看護(hù)師の笑い聲が聞こえてきたという。

女性は今回の経験から「鹿せんべいの封が開かない場(chǎng)合はそのまま投げ捨てた方がいい。束ねてある紙はシカが食べても問題ないもの。私のようにかまれることのないように。ロングコートを著てもかまれにくくなると思うよ！」とつづっている。

この投稿に、他のユーザーからは「（投稿された患部の寫真を見て）見るからに痛そう」「最初は泣くほどのことかと思ったけど、この寫真を見たらかなり痛そうだな」「奈良のシカだけじゃなく、宮島のシカも兇暴だよ」「鹿せんべいをあげられなかった上にかまれて治療費(fèi)がかかる…踏んだり蹴ったりだね」といった聲が寄せられた。

また、「私もお腹をかまれたことがある。鹿せんべいは投げ捨てた。ホテルに帰って見てみたらうっ血してたよ」「日本のシカは本當(dāng)に怖い。夜の山道で遭遇した時(shí)、2つの目がこちらをじっと見ていて、殺されるかと思った」「奈良に行った時(shí)、お母さんが近くで焼き芋を買って來たんだけど、熱かったからとりあえず袋に入れてまず鹿せんべいをあげようということになった。そうしたら、焼き芋のにおいに誘われたシカがお母さんを追い回してお尻をかんだんだ」など、同じような被害に遭ったというコメントも複數(shù)寄せられたと記事は伝えている。（翻訳?編集/北田）