第3回日中出版界友好交流會、東京で開催―村山富市元首相から祝辭

Record China    2014年7月11日(金) 16時12分

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11日、日本と中國の出版界における交流を促進する第3回「日中出版界友好交流會」が今月3日、東京?文京區(qū)の文京區(qū)シビックセンターで、日中雙方の出版関係者ら約100人が出席して行われた。

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2014年7月11日、日本と中國の出版界における交流を促進する第3回「日中出版界友好交流會」が今月3日、東京?文京區(qū)の文京區(qū)シビックセンターで、日中雙方の出版関係者ら約100人が出席して行われた。主催は中國環(huán)球新聞出版発展有限公司、日本僑報社。後援は日中協(xié)會、日中文化協(xié)會、NPO法人日中交流支援機構(gòu)など。協(xié)力は日中翻訳學(xué)院。

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交流會には、中國側(cè)から中國國家新聞出版広電総局 印刷発行管理司の譚●副司長(副局長、●=さんずいに文)を団長とする中國出版代表団一行35人、在日本中國大使館の楊宇參事官、日本側(cè)からは上瀧博正全國出版協(xié)會理事長、白西紳一郎日中協(xié)會理事長、中町英樹日本書籍出版協(xié)會専務(wù)理事らが出席した。KADOKAWAなど30社の出版社が中國側(cè)と交流した。

席上、村山富市元首相から送られた祝辭が披露され、「日中関係は現(xiàn)在、さまざまな困難に直面しておりますが、日中間の4つの政治文書の精神に基づき、雙方の出版界が相互交流を進めること、また相互理解を深めるために有益な書物を世に出していただくことは、新たな日中関係構(gòu)築のためにも非常に重要なことであると信じるものです。皆様が今回の交流會を機に、日本と中國の出版交流と相互理解の促進、ひいては日中の平和と友好のために、益々ご活躍されますようご期待申し上げます」などとする內(nèi)容が読み上げられた。

第3回となる今回は、「日中翻訳出版ビジネスと日中文化交流」をテーマとして「日本における中國関連図書の刊行狀況」について日本書籍出版協(xié)會の中町英樹専務(wù)理事が、また「中國の出版市場及び公共サービスの現(xiàn)狀」について譚団長がそれぞれ報告。

譚団長は中國の出版市場の現(xiàn)狀について「現(xiàn)在、中國には全部で583社の出版社があり、2013年に出版された書籍総數(shù)は40萬種類以上、定期刊行物は約1萬種類、新聞は約2000種類に上る。また、オーディオ?ビジュアル製品の出版社は369社、電子出版社は268社、2013年に出版された録音製品、録畫製品総數(shù)は1萬8000種類。(中略)広域チェーン出版企業(yè)30社は全て中國の中?東部に集まっている」などと紹介。

その上で、中國でも近年(オンライン書店の拡大などで)実店舗が苦境に陥っているが、同総局としてこれを食い止め、支援するため、実店舗建設(shè)を國家新聞業(yè)の「第12次五カ年計畫」(2011?15年)に採択。また、2013年には政府が営業(yè)稅緩和などの優(yōu)遇政策を決定した。こうした措置により「業(yè)界の企業(yè)熱は大いに高まった」との政府當(dāng)局による新たな文化支援策の成果が報告された。

交流會ではこのほか、「日中著作権ビジネス」や「出版社及び著訳者の取り組み」に関する報告のほか、「日中相互信頼促進における出版界の役割と課題」と題する報告を日中雙方の専門家、実務(wù)者らが行った。さらに分科會?懇親會では、日中雙方の出版関係者らが、今後の相互協(xié)力に関する取り組みなどについて、熱心な意見交換を行った。また、第3回日中出版界友好交流會開催と合わせて、日本僑報社は「日中著作権代理センター」を創(chuàng)設(shè)し、公式サイトを開設(shè)した。(編集/武藤)

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