2023年3月5日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)によると、中國(guó)のインスタント火鍋食品會(huì)社の製品を食べた後に死亡した女性を侮辱するような広告がEC店舗上に掲載されたとして、同社が謝罪した。

記事によると、ある女性が5カ月前にインスタント火鍋食品4個(gè)を購(gòu)入し、そのうち3個(gè)を娘と母親と一緒に3人で食べたところ女性が嘔吐（おうと）、発熱、下痢などの癥狀を訴えて病院に搬送され、その後死亡した。司法解剖で火鍋食品を食べたことによる中毒死の可能性が「否定できない」との結(jié)果が出て、女性の夫は會(huì)社側(cè)に約176萬(wàn)元（約3500萬(wàn)円）の損害賠償を求めた。

そして、今月2日になって同社の公式EC店舗上に「176萬(wàn)元の金持ちになれる商品」というコピーが入った宣伝畫(huà)像が掲載された。同じページには女性の死亡に関連する報(bào)道の畫(huà)像も一緒にアップされていたことから、たちまちネット上で物議を醸した。

同社は4日に公式微博アカウントを通じて聲明を発表、「176萬(wàn)元広告」は直営店の運(yùn)営スタッフによる「衝動(dòng)的な憂(yōu)さ晴らし」によるものだとして謝罪するとともに、當(dāng)事者をすでに解雇したことを明らかにした。

また、女性が死亡した問(wèn)題については「問(wèn)題発生後に専門(mén)チームを立ち上げて製品の品質(zhì)検査を?qū)g施している。第三者機(jī)関による検査も行われているが、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で當(dāng)局から品質(zhì)問(wèn)題の指摘は受けていない」と説明し、引き続き関係當(dāng)局による調(diào)査に協(xié)力する姿勢(shì)を示した。

記事によると、會(huì)社の所在地を管轄する重慶市の市場(chǎng)監(jiān)督管理機(jī)関の関係者は3日午後、「176萬(wàn)元広告」の問(wèn)題性を認(rèn)識(shí)し、すでに調(diào)査に乗り出したことを明らかにした。（翻訳?編集/川尻）