2023年3月7日、華字メディア?日本華僑報(bào)網(wǎng)は、「日本でごみを拾うと捕まるのはやりすぎか」と題した文章を掲載した。

文章は、千葉県警が先月22日、東京都江戸川區(qū)に住む49歳でコックを自稱する中國(guó)人の男を建造物侵入と竊盜の疑いで逮捕したと発表、男は同県市川市內(nèi)にあるマンションのごみ置き場(chǎng)から、空のガスボンベとパイプ椅子が入った資源ごみ袋2個(gè)を持ち去ろうとしたと伝えた。

そして、マンションの管理人が逮捕の十?dāng)?shù)日前にリサイクルごみが盜まれていることに気付いて警察に通報(bào)し、警察官が連日マンションやその周辺のマンションのパトロールを強(qiáng)化していたところに容疑者の男がやってきて犯行に及んだと説明。調(diào)べに対し男は金銭目的でごみを盜んだことを認(rèn)める一方で、どのくらいの金額を得たかについては明らかにしていないとした。

また、日本ではこのようなごみの持ち去りが頻繁に発生しており、當(dāng)事者には日本人も含まれると指摘。昨年1月に西日本新聞が報(bào)じた?jī)?nèi)容として、アルミくずの市場(chǎng)価格上昇に伴いアルミ缶を狙って不燃ごみを持ち去る人が増えていると紹介した。一方で、福岡市では14年よりリサイクルごみの持ち去りを禁止する條例を施行するなど、地方自治體で罰則付きの條例を制定する動(dòng)きが進(jìn)んでおり、熊本市では違反者の氏名を公表するという厳しい制度が設(shè)けられていると伝えた。

文章は、地方自治が行われている日本では地方自治體が獨(dú)自の條例を制定し、違反者に行政罰や刑事罰を科すことができるとした上で「日本各地で生活している華人華僑においては、現(xiàn)地の政策規(guī)定を十分に把握するとともにしっかり守り、目先の便利のために勝手にごみを捨ててはいけないだけでなく、勝手にごみを拾ったりしてもならないのだ」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）