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8日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、先日日本で中國船船長が逮捕された事件が「日中間のサンゴ密漁問題のナイーブさを改めて浮き彫りにした」とする記事を掲載した。
2023年3月8日、仏國際放送局ラジオ?フランス?アンテルナショナル(RFI)の中國語版サイトは、先日日本當(dāng)局によって中國船船長が逮捕された事件が「日中間のサンゴ密漁問題のナイーブさを改めて浮き彫りにした」とする記事を掲載した。
記事は、鹿児島県十島村臥蛇島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)內(nèi)で違法にサンゴ漁をした疑いで2月22日に第10管區(qū)海上保安本部に逮捕され、その後送検された中國人船長の男について、今月3日に在福岡中國総領(lǐng)事館を通じ同法に基づく擔(dān)保金を支払ったため鹿児島地検が釈放したと紹介?!溉毡兢单螗磼窦藢潳筏皮长欷郅擅舾肖时尘挨摔?、サンゴを巡る日中間の紛糾がある」とした。
そして、日本が鉱物資源に乏しい一方で世界的に認(rèn)められたサンゴ、真珠生産大國であり、高知県沖の海底や沖縄、五島列島、小笠原諸島など日本近海で取れる日本産の赤珊瑚は色艶が良く品質(zhì)が高いため高値で海外に輸出されており、近年の採集量減少に伴ってその価値はさらに上昇していると説明。採集量減少の大きな要因の一つが中國船などの無許可操業(yè)による亂獲で、環(huán)境省が22年10月に発表したデータでは沖縄県の石垣島と西表島の間にある日本最大のサンゴ礁における平均白化率が92.8%に達(dá)し、白化による死亡したサンゴの割合も前年から15.7ポイント増えて17.7%に急上昇する一方、健全なサンゴの割合は逆に12.3ポイント減ってわずか7.2%だったことが分かったとした。
また、2014?15年初めにかけてサンゴの密漁目的と疑われる中國船が大量に日本の領(lǐng)海やEEZ內(nèi)に進(jìn)入し、海上保安庁がこの期間に中國船船長10人を逮捕する事態(tài)になったと紹介。中國船によるサンゴ密漁に対する抑止力を強(qiáng)化するため日本政府は14年12月、それまで領(lǐng)海內(nèi)での違法操業(yè)は400萬円、EEZ內(nèi)での無許可操業(yè)は1000萬円が上限だった罰金額をそれぞれ3000萬円に引き上げ、外國人が漁業(yè)監(jiān)督官らの立ち入り検査を拒否した場合の罰金額も従來の10倍となる300萬円にまで引き上げた改正法を施行するとともに、同年11月の日中外相會談で當(dāng)時の岸田文雄外相が中國船によるサンゴ密漁に言及して中國側(cè)に措置を講じるよう求めたと伝えた。
記事はこれらの経緯を踏まえた上で、「今年2月に逮捕された中國船船長が本當(dāng)にサンゴ密漁に関わっていたかどうかは現(xiàn)時點で確定していないが、今回の件は日中両國間におけるこの問題のナイーブさを浮き彫りにした」と評している。(翻訳?編集/川尻)
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