香港メディアの香港01は、日本人女性がインドの祭りで男性４人から性的な嫌がらせを受けた動(dòng)畫が世界的に注目されていると紹介する記事を発表した。

日本人女性は、ヒンドゥー教のホーリー祭でインド人とみられる男4人あまりから嫌がらせを受けた。ホーリー祭は春の訪れを祝う祭で、街頭などで人々が互いに色粉を塗り合ったり、色水をかけあったりする。開催はインド歴11月の満月の日とその翌日で、西暦では3月に訪れる。

ツイッターに投稿された「事件」の動(dòng)畫を見ると、4人あるいはそれ以上の人數(shù)の若い男が、嫌がる女性の顔に強(qiáng)引に色のついた粉を塗りたくっている。隙をみて女性に抱きついたり體に觸る男もいる。女性は髪を引っ張られるなどして、日本語(yǔ)で「痛い、痛い、痛い……」などと言っており、見知らぬ人に色のついた粉を塗ったり色水をかけたりしてよい風(fēng)習(xí)の祭りとは言え、「極めてやり過(guò)ぎた感」は否めない。

なお、日本人女性も最後まで全くの無(wú)抵抗だったわけでなく、男らが引き上げる際に、一人がどさくさに紛れて女性の胸に觸ると、その男性の頬に平手打ちを食らわせている。

この様子を撮影した動(dòng)畫がツイッターに投稿されると、単一のアカウントだけで閲覧回?cái)?shù)が190萬(wàn)回を超えた。多くの人が怒りを示し、インドの著名な女優(yōu)であるリチャ?チャンドラさんも、「警察は、このような粗暴な嫌がらせをする男たちを逮捕せねばならない」と書き込んだ。

動(dòng)畫が撮影されたのは3月8日だった。3月8日は國(guó)連が定める國(guó)際女性デーだ。この日は中國(guó)語(yǔ)では「三八婦女節(jié)」などとよばれており、各地でさまざまな関連行事や式典が行われる。

香港01は、「今年のホーリー祭はちょうど、三八婦女節(jié)の日だった。このような常軌を逸した嫌がらせ事件が伝えられるとは思いもよらなかった。インドの國(guó)際的イメージは改めて失墜し、世界はインド國(guó)內(nèi)での女性の地位を深く憂慮することになった」と評(píng)した。

インド警察は被害を受けたのが22歳女性の日本人観光客であることを確認(rèn)し、日本大使館に連絡(luò)して、事件の狀況や経緯について、さらに詳しく調(diào)べていく考えを示した。ただし、今のところ女性から被害屆けは出されていないという。（翻訳?編集/如月隼人）

一名日本女游客在印度印度教徒灑紅節(jié)期間遭到一群男人毆打和性騷擾。 pic.twitter.com/q07ZKyeaWs

— 孤煙暮蟬 (@guyanmuchan001) March 11, 2023