2023年3月11日、中國経済網(wǎng)は、中國の電気自動(dòng)車（EV）が日本のブルーオーシャン市場に參入したとする記事を掲載した。

記事は、中國の自動(dòng)車企業(yè)が近ごろ日本市場進(jìn)出の足取りを早めていると紹介。脫炭素に向けた取り組みが進(jìn)む世界の流れの中にあって、EVが自動(dòng)車市場の主流となりつつあり、中國の自動(dòng)車企業(yè)が日本の同業(yè)者を追い抜くチャンスも生まれていると伝えた。

また、世界の主要自動(dòng)車市場の一つである日本ではEVの普及率が非常に低いと指摘。先日日本市場向けに乗用EVの発売を開始したBYD日本法人の劉學(xué)亮（リウ?シュエリアン）社長が「日本の自動(dòng)車消費(fèi)は絶対的な量が低下しているものの、自動(dòng)車消費(fèi)全體に占める割合がまだ非常に低い純EV市場にとっては発展のチャンス。今後數(shù)年で日本のEV市場は発展が急加速するだろう」との見通しを示したことを紹介している。

そして、BYDの他にも上海通用五菱汽車が年內(nèi)にも日本で超小型EVの「宏光MINI EV」を発売する可能性があり、最低グレード版は航続距離120キロと短い一方で価格が65萬円前後と割安で、すでに日本國內(nèi)では注目を集め始めているとした。

記事は、世界の自動(dòng)車産業(yè)勢力構(gòu)図が現(xiàn)在の日本、ドイツメーカーを中心とする化石燃料車から米中両國間のEV競爭へと転換しつつあり、全體的な販売量では今なお日本車、ドイツ車がリードしているものの、脫炭素の流れに乗って化石燃料とEVの力関係は逆転することはもはや必然だとした。また、BYDが完成車だけでなくバッテリー、モーター、制御部品に至るまでEVの産業(yè)チェーン全體をカバーする開発力、生産力を備えつつあるなど、中國企業(yè)がEV市場で一層強(qiáng)みを増してきていると伝えた。

その上で、EVへシフトする動(dòng)きが徐々に見え始め、今後15年でEVが主流になるであろう日本の自動(dòng)車市場においても、中國企業(yè)が日本企業(yè)に大きなプレッシャーを與える存在になるだろうとした。（翻訳?編集/川尻）