香港では日中に20～25度となる日が続き、春真っ盛りといったところ。暖かな気候になるにつれ、春らしい花も咲き始めている。

こちらの寫(xiě)真は先日紹介したランタオ島の桜の新名所。2月中旬には多くの花が落ちてしまい、現(xiàn)在は新緑の葉が生い茂っているのみ。しかしながら數(shù)本ではあるが、遅咲きの桜もこうして花を咲かせていた。

また、この桜の名所の近くには、新しく「ゴールデントランペット?トレイル」なるものができ、SNSをにぎわせている。そこではかわいらしい黃色の花をつけるゴールデントランペットが多く植えられている。

そして他の花々も合わさり、黃?赤?白の花がまぶしいほど重なり合い、多くの市民がその様子を一目見(jiàn)ようと訪れている。

筆者が訪れたのはこのトレイルの美しい様子がSNSをにぎわせてから約10日後。殘念ながら多くのゴールデントランペットの黃色の花は落ちてしまっていたが、それでもまだ多少その名殘を眺めることができた。

気溫の高い香港では花の命は短い。しかし、常夏の花であるブーゲンビリアなどは、筆者が訪れた際もまだ咲き亂れていた。こちらのブーゲンビリアの寫(xiě)真は先ほどのゴールデントランペット?トレイルの一畫(huà)で育てられていたものだ。

蒸し暑い夏を迎える手前の短い春真っ盛りの香港。マスク著用義務(wù)も解除され、3年ぶりに多くのイベントが再開(kāi)された。

最初にご紹介するのは先ほどの花に絡(luò)めたもの。3月10日から19日まで、香港島のビクトリア公園で3年ぶりに香港フラワーショーが開(kāi)催されている。今年のテーマの花のアジサイをはじめ、香港や海外のさまざまな美しい花が展示されており、過(guò)去に多くの人を魅了したイベントの再來(lái)となる。

また、3月3日から5日まで3日間開(kāi)催されたのが香港クロッケンフラップ。2008年にスタートした香港最大級(jí)の野外音楽フェスティバルとして人気のイベントだが、デモや新型コロナの影響により中止が続いていた。今年は2018年以來(lái)の開(kāi)催となり、大変な盛り上がりを見(jiàn)せたもよう。

こちらの寫(xiě)真は同じく3年ぶりに開(kāi)かれた鴨脷洲洪聖傳統(tǒng)文化節(jié)の様子だ。2月19日から3月6日まで、鴨脷洲ではドラゴンボートやランタンなど、実にさまざまなプログラムが組まれ、多くの人が訪れた。

コロナ前の活気がほぼ戻ってきた香港の街。今年はこれからも多くのイベントが行われ、にぎわいと活気と國(guó)際色を取り戻す?fàn)顩rを多くお伝えできるに違いない。（提供/フライメディア）