臺灣メディアの聯(lián)合新聞網(wǎng)は16日、野球のワールド?ベースボール?クラシック（WBC）の試合を観戦した時の「特典」をめぐり、臺灣のネットユーザーから日本への羨望や落膽の聲が上がっていると報じた。

記事によると、臺灣のネット掲示板PTTで、15日に東京ドームで行われた準(zhǔn)々決勝のキューバ対オーストラリア戦を観戦したというユーザーが入場時の「特典」として日本チームのレプリカユニフォームをもらったことを報告。しかも、ホーム用かビジター用かを選ぶことができたという。

チケットはもともと臺灣の勝ち上がりを期待して友人が購入していたそうで、この特典は「思わぬサプライズ」だったという。座席はバックネット裏で料金は1萬5000円とのことで、「入場前の保安検査は厳しかったが、臺灣のようにカメラのレンズは200mm以下という制限はなかった」と報告した。

一方で、同ユーザーは「プールAの1次ラウンド（臺灣開催）の時は友人が4000～1萬2800臺灣ドル（約1萬7000～5萬5000円）をはたいてセット券を買ったが、付いてきたのは『観戦ガイドブック』だけだった」として、臺灣での試合の運(yùn)営団體である「悍創(chuàng)運(yùn)動行銷」を批判したという。

記事は「臺灣での試合は入場時の特典はなく、回の間にチアが配るスナック菓子があるものの量が少なく、數(shù)にも限りがある」とし、他のネットユーザーから「臺灣は數(shù)も十分にないスナック…」「入場特典すら（日本に）負(fù)けている」「しかも（ユニホームは）ミズノのじゃないか」「もうやめてくれ」「悍創(chuàng)『ユニホームって食べれるの？』」「2017年の時は（日本での試合のチケットで）タオルがもらえたよ」「どうりで日本ではチケットの売れ行きが良いわけだ」といった聲が上がったと伝えている。（翻訳?編集/北田）