米國政府で中國や臺(tái)灣問題を擔(dān)當(dāng)するリック?ウオーターズ國務(wù)次官補(bǔ)が最近になり、公表せずにに中國を訪問したことが分かった。まず香港でビジネス界の代表的人物などと會(huì)談し、次に上海で國際問題の研究機(jī)関を訪問した。訪中の目的は、気球問題で延期されたブリンケン國務(wù)長官の訪中を改めて実現(xiàn)する「地ならし」と見られている。

ウオーターズ國務(wù)次官補(bǔ)は早ければ19日ごろ、遅くても21日ごろに香港に赴いたと見られている。訪問についての公式発表は見當(dāng)たらず、中國問題に詳しい人物やビジネス界で指導(dǎo)的立場になる人物などと會(huì)談したとされている。

上海市政府の外郭団體である上海國際問題研究院は23日になり、ウオーターズ國務(wù)次官補(bǔ)らが22日に同研究院を訪問したと、公式サイトを通じて発表した。ウオーターズ國務(wù)次官補(bǔ)と共に、ジェームズ?ヘラー米國駐上海総領(lǐng)事らも同研究院を訪問したと紹介した。

同研究院では、陳東暁院長や楊潔勉學(xué)術(shù)諮問委員會(huì)主任、さらに同研究院付屬の臺(tái)灣?香港?マカオ研究所の邵育群所長らが対応した。米中関係などについて深く立ち入って意見交換をしたという。

同研究院の楊潔勉學(xué)術(shù)諮問委員會(huì)主任は、中國中央政府の外交部部長（外相）や外交擔(dān)當(dāng)國務(wù)委員を歴任した楊潔チ氏（「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり部分）の実弟。

ウオーターズ國務(wù)次官補(bǔ)の訪中目的は、ブリンケン國務(wù)長官の訪中に向けた「地ならし」と見られている。ブリンケン長官は2月5日から6日にかけて訪中する予定だったが、中國側(cè)が飛ばした気球が米國領(lǐng)空內(nèi)に侵入した件を受けて、米國國務(wù)省が直前になり延期を発表した。（翻訳?編集/如月隼人）