フランス大統(tǒng)領(lǐng)府は、同國のマクロン大統(tǒng)領(lǐng)と歐州委員會ライエン委員長が4月5日から8日にかけて中國を公式訪問すると発表した。大統(tǒng)領(lǐng)府は訪中目的について、ウクライナに平和を取り戻すために、中國の習(xí)近平國家主席に協(xié)力を要請すると説明した。

フランス大統(tǒng)領(lǐng)府はさらに、「フランス大統(tǒng)領(lǐng)は中國の國家主席とウクライナ戦爭について踏み込んだ議論を行い、ウクライナの平和回復(fù)に向けて努力する。これは國際法に合致するだけでなく、ウクライナの領(lǐng)土主権の完全性をさらに尊重するものだ」と説明した。

習(xí)近平主席は最近になりロシアを訪問し、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)への強力な支持を示した。中國はウクライナ問題について、獨自の平和提案を行うことで、調(diào)停者としての役割りを果たすことを強調(diào)しつづけている。中國は習(xí)主席の訪ロに際しても、ウクライナ問題でのロシア支持を直接には表明していない。一方で中國は、ウクライナ侵攻ついてロシア非難もしていない。

マクロン大統(tǒng)領(lǐng)は、ライエン委員長と共に訪中することに関連して、「歐州は一致した聲を出して、ロシアがウクライナで戦爭を発動したことについての、（中國に）協(xié)調(diào)を求める」、「われわれは可能な限り、中國がわれわれの味方になるよう働きかけ、ロシアに圧力をかけ、化學(xué)兵器や核兵器の使用を防ぐとともに、紛爭を停止し、交渉のテーブルに戻り、國際法およびウクライナの領(lǐng)土主権の完全性が尊重されるようにせねばならない」と述べた。

24日にブリュッセルで開催されたマクロン大統(tǒng)領(lǐng)の記者會見にはライエン委員長も出席して、訪中について「統(tǒng)一された歐州を代表して訪中することは、中國とのバランスあるパートナーシップを構(gòu)築するために必要な前提條件だ」と説明した。

フランス大統(tǒng)領(lǐng)府によると、中仏首脳の會談では、中東やアフリカで発生している危機や、インド太平洋地域での緊張にも言及するという。

マクロン大統(tǒng)領(lǐng)は、中國が新型コロナウイルス感染癥対策を緩和して國外との人の往來を再び「開放」した狀況を受け、中國との経済関係も念頭に置いている。フランス大統(tǒng)領(lǐng)府は「大統(tǒng)領(lǐng)はフランスの企業(yè)および消費者の利益を確保するため、フランスと中國の経済貿(mào)易のバランスを維持するよう努力する」と説明した。（翻訳?編集/如月隼人）