中國で黃砂が深刻、植えた木は役に立たないのか?―中國メディア

Record China    2023年3月27日(月) 15時0分

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26日、成都商報は「植樹をしても黃砂を減らすことはできないのか」と題した記事を掲載した。寫真は3月21日の內(nèi)モンゴル自治區(qū)エレンホト市。

2023年3月26日、中國紙?成都商報は「植樹をしても黃砂を減らすことはできないのか」と題した記事を掲載した。

記事は、今月19?23日にかけて中國で今年に入って最強(qiáng)かつ最も広範(fàn)囲な黃砂が発生したと紹介?!袱铯瑖伪辈郡侵脖宦胜螭撙蓼盲皮い毪韦?、なぜそれでも黃砂が発生するのか」と疑問を提起した。

そして、中央気象臺環(huán)境気象室の張碧輝(ジャン?ビーホイ)主任が「3月はもともと黃砂の多発期」とした上で、今年は3月に入ってモンゴルや中國の北部の降水量が少なく、気溫が高く、風(fēng)の強(qiáng)い日が多くなっていること、植生の若葉が育っていないことから例年以上に広範(fàn)囲の黃砂が発生しやすくなっていると説明し、今月上旬にはモンゴルや中國北西部の黃砂発生源地域の溫度が平年より5?8度高く、ほぼ降雪がなかったために砂ぼこりを大量に含んだ地表が露出する一方で上空では寒気の活動が活発だったために大規(guī)模な黃砂が起こり、中國東北地域、華北地域、北西地域、黃淮?江淮地域にまで到達(dá)したと解説したことを伝えている。

また、4?5月にかけてもモンゴル南部や中國內(nèi)モンゴル地域では降水量が少なく、気溫が平年よりかなり高い見込みで、黃砂が発生しやすい狀態(tài)が続くと指摘。中國北部地域ではこの10年の平均より黃砂の発生回?cái)?shù)が多くなる見込みだとした。

さらに、黃砂の頻度は中?高緯度における大気の流れが直接影響して周期的に変化するため、年によって多い少ないが起こるとも紹介。2017年や22年の春には黃砂がわずか1回しか発生しなかったとした。このほか、中國北部ではこの數(shù)年で植被率が大幅に増加して生態(tài)環(huán)境が明らかに改善していることから、中國に襲來する黃砂の回?cái)?shù)は総じて徐々に減少しつつあるという専門家の認(rèn)識を紹介している。(翻訳?編集/川尻

3月21日 內(nèi)モンゴル自治區(qū)エレンホト市

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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