2023年3月26日、中國(guó)メディアの上遊新聞は、浙江省溫州市の山にある一本巖で観光客10人余りが一斉に揺れ動(dòng)く危険な行為が目撃され物議を醸したことを報(bào)じた。

記事によると、あるネットユーザーが先日、ネット上で公開した動(dòng)畫が注目を集めた。動(dòng)畫は同市にある山中で撮影されたもので、巖壁から獨(dú)立して垂直に立つ細(xì)い一本巖の頂點(diǎn)に命綱をつけた男女10人余りが立ち、一斉に手を振りながら體を揺する様子が映っていた。

動(dòng)畫を見たネットユーザーからは「怖い。これだけの重さがかかったら巖が崩れそう」「あんなに細(xì)い巖なのに危険すぎるだろ」「リスクしかない」「山はお前たちが登るために穿った穴だらけじゃないか」などといった聲が続々寄せられた一方で、動(dòng)畫の撮影者は「安全防護(hù)措置はしっかりやっていた。巖は細(xì)く見えるが実際は太かった。山の穴は自分たちが開けたものではない」と釈明しているという。

記事は、各種SNSを検索すると多くのネットユーザーが同じような場(chǎng)所で同じような行為をする寫真や動(dòng)畫を掲載していることが分かったとし、現(xiàn)地の行政関係者が「すでに上級(jí)當(dāng)局に報(bào)告をするとともに、現(xiàn)場(chǎng)付近に警告看板を立て、定期的なパトロールを?qū)g施している」と対策を講じていることを伝えた。

このほか、現(xiàn)地住民からは「ここ數(shù)年は多くのアウトドア愛好者がやってくる。週末や祝祭日は毎日のように山に登っている」との聲が聞かれ、観光地として整備されていないために道に迷う人がいたり、巖肌に多くの穴が開けられていて山がダメージを受けたりしているという指摘もあったとした。（翻訳?編集/川尻）