2023年3月28日、華字メディア?日本華僑報(bào)網(wǎng)は「日本経済にとって、中國(guó)の存在感はどれだけ大きいのか」と題した文章を掲載した。

文章は、新型コロナ前の19年に日本を訪れた中國(guó)人観光客が延べ956萬4300萬人と全體の約3割を占め、1人當(dāng)たりの消費(fèi)額も平均を5萬円以上上回る21萬3000円と日本の観光業(yè)のみならず日本経済に大きな恩恵をもたらしたと紹介。新型コロナ発生後中國(guó)人観光客の足取りは途絶えたままではあるものの「日本経済にとって、中國(guó)の存在感はこれだけにとどまらない」とした。

そして、農(nóng)林水産省が先月発表した昨年の農(nóng)林水産物?食品の輸出統(tǒng)計(jì)で、中國(guó)への輸出額が前年比25．2％の2783億円で全體の約2割を占めるとともに、成長(zhǎng)率も平均を10ポイント以上上回ったとし、昨年は特に香港向けの生卵、米の輸出増が目立ったと伝えている。

また、日本の風(fēng)邪薬市場(chǎng)規(guī)模の拡大も中國(guó)國(guó)內(nèi)のニーズが貢獻(xiàn)を果たしたと指摘。22年の日本の風(fēng)邪薬市場(chǎng)規(guī)模が前年比約2割増の2114億円となり、日本國(guó)內(nèi)の新型コロナ療養(yǎng)者による解熱鎮(zhèn)痛系薬品の購(gòu)入が増えたとともに、中國(guó)國(guó)內(nèi)で昨年末に新型コロナ関連の厳しい規(guī)制が緩和されたことで日本の総合風(fēng)邪薬に対する需要が爆発的に高まったと分析した。

文章は一方で、食品や薬品の分野で日本の対中輸出が堅(jiān)調(diào)な伸びを見せているものの、今年2月の日本の貿(mào)易収支は8976億円の輸入超過で19カ月連続の貿(mào)易赤字になったと紹介。その主要因は自動(dòng)車や自動(dòng)車部品、半導(dǎo)體製造設(shè)備などの主要輸出品の対中輸出が減少したことにあり、同時(shí)期の対中輸出額が前年同期比10．9％減の1兆3165億元にとどまったことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）