2023年3月28日、中國?網(wǎng)易は、韓國の半導體設(shè)備投資額が2024年に中國本土を上回る見込みであることが國際団體のデータで明らかになったと報じた。

記事は、電子機器分野の國際的な業(yè)界団體であるSEMIがこのほど発表したデータで、24年における世界の半導體設(shè)備投資総額が前年比21％増の920億米ドル（約12兆2000億円）となり、このうち臺灣が最も多い同4．2％増の249億ドル（約3兆3000億円）、韓國が次に多い同41．5％増の210億ドル（約2兆8000億円）で、同2％増の166億ドル（約2兆2000億円）にとどまる中國本土を抜いて韓國が世界第2の半導體設(shè)備投資國?地域となる見込みが示されたと紹介。また、日本の投資額は70億ドル（約9300億円）にまで増える見込みだとも伝えた。

その上で、人工知能（AI）や自動運転、國の競爭力を高める重要技術(shù)に欠かせない半導體の製造は世界の政治的、経済的覇権を握る上で非常に重要な存在となる中、今回の予測データからは米國の圧力により中國が半導體生産能力強化に向けた先進設(shè)備を海外から調(diào)達することが難しくなっている狀況を示すものだと解説。中國はアプライド?マテリアルズやラムリサーチといった米企業(yè)だけでなく、ASML、東京エレクトロン、ソニーなど米國の対中輸出規(guī)制に加わっている日本、オランダの先進企業(yè)からの調(diào)達も阻害されているとした。

また、これまで大部分の半導體チップを中國本土で製造してきた韓國が、地政學的衝突の激化に伴って國內(nèi)製造能力の拡大計畫を打ち出していると指摘。韓國政府が今月中旬にソウル南部地域に世界最大の半導體製造拠點を建設(shè)する計畫を発表し、サムスン電子も300兆ウォン（約30兆円）を投じる計畫を打ち出したと伝え、同社がさらに米テキサス州でも先端技術(shù)の半導體工場を建設(shè)中だと紹介している。（翻訳?編集/川尻）