6．厳しい政治運(yùn)動(dòng)に耐える

大學(xué)2年生の時(shí)に、胡風(fēng)反革命集団に対する批判が展開され、各大學(xué)に奧深く潛んでいる反革命分子を暴き出せという運(yùn)動(dòng)が展開されました。提示された批判材料の中に、胡風(fēng)氏と友人の日記や手紙があったのにはびっくりしました（これ以來、多くのインテリは心中を語(yǔ)る日記を書かなくなったのではないかと思う）。また、高崗反黨集団事件もショッキングなことでした。1957年には反右派闘爭(zhēng)が展開され、上海出身のクラスメートが右派とされました。大學(xué)を卒業(yè)し仕事に就いたばかりの1959年には、反右翼日和見主義の闘爭(zhēng)、整風(fēng)運(yùn)動(dòng)が展開されました。

これら政治運(yùn)動(dòng)は私にとって衝撃的なものでしたが、追いついていこうという一心で理解するよう努力しました。後に、左寄りで間違いだったと認(rèn)識(shí)するようになりましたが、當(dāng)時(shí)はそのような認(rèn)識(shí)、疑問はほとんど持ちませんでした。自分は資本主義の日本で育ち、資本家出身であり、「階級(jí)的烙印」をいかに克服するかと一生懸命でした。それと同時(shí)に、日本との通信は災(zāi)いを招く可能性があると感じ、大學(xué)2年生の時(shí)から日本の家族以外との通信は全て斷つことにしました。これが幸いして、文革中にあまり追及されることはありませんでした。

1959年の整風(fēng)運(yùn)動(dòng)では、私自身の「名譽(yù)地位」思想、日本で形成された著名な進(jìn)歩學(xué)者になろうとする人生観を徹底的に自己批判しました。この整風(fēng)運(yùn)動(dòng)では、周囲からの厳しい批判の中、行き過ぎた自己批判を行った人もいます。後になって、ファイルに納められた自己批判書は撤回してもよいという通達(dá)が來ました。私は不本意でつづったものではないので、撤回する必要はありませんと答えました。

これらの政治運(yùn)動(dòng)は確かに反省すべき點(diǎn)がありましたが、私にとってはプラス面が多々ありました。例えば、私は生涯名譽(yù)や地位に心を惑わされることはありませんでしたが、それはこの時(shí)期の學(xué)習(xí)によるところが大きかったです。

■筆者プロフィール：凌星光

1933年生まれ、福井県立大學(xué)名譽(yù)教授。1952年一橋大學(xué)経済學(xué)部、1953年上海財(cái)経學(xué)院（現(xiàn)大學(xué)）國(guó)民経済計(jì)畫學(xué)部、1971年河北大學(xué)外國(guó)語(yǔ)學(xué)部教師、1978年中國(guó)社會(huì)科學(xué)院世界経済政治研究所、1990年金沢大學(xué)経済學(xué)部、1992年福井県立大學(xué)経済學(xué)部教授などを歴任。